那珂湊港フィッシング 2019年冬

〜那珂湊港での2019年初釣り〜

2019年1月4日

2019年最初のファミリーフィッシングとして那珂湊港に防波堤釣りに行ってきました。我が家は4人家族なのですが、釣りに行くときはなぜかいつも5人になります。


なぜかって?

実は義理の母が釣り大好きなのです。笑


ということで今回も妻、長男(11歳)、次男(8歳)、妻、義母、私の5人で那珂湊に釣りに行ってきました。


当日の天候・潮など

タイドグラフの画像

当日の天候は快晴。

放射冷却で冷え込みが強そうな天候で気温はおそらく7−8度しかなかったと思うのですが、日差しの暖かさがそれに打ち勝っており、気温ほどは寒さを感じませんでした。


当日の潮は大潮で釣行時間は13−18時と下り潮がちょうどいい感じで夕まずめにぶつかる絶好のコンディションでした。


釣り座

mapの画像

那珂湊港は何度も行ったことがある勝手知ったる防波堤ですが、小さな子供やお年寄りがいることから普段は釣りエリア①で釣りをすることが多いのですが、ここ最近このエリアでの釣りに限界を感じており、今回は思い切ってちょっと足場の悪い釣りエリア②に釣り座を構えてみました。


このエリアは外海側には大きなテトラポッドが入っており、クロダイ狙いの上級者が数名釣りをされており、我々が釣りをしている近くの方は50cmを超える年無しクラスのクロダイを釣り上げていました。


我々は比較的足場のよいその逆側の内海側で釣りを開始しました。


仕掛け・餌など

仕掛け・餌の画像

仕掛けは義母はチョイ投げ仕掛け、長男はシーバス狙いのルアー、次男は根魚狙いのブラクリ仕掛け、私はアナゴ、イシモチ狙いのぶっ込み仕掛けで魚を狙いました。


また、保険として仕掛け罠に鯖の切り身を入れ、沈めておきました。


釣果

一つ一つの画像をクリックすると大きく表示されます。
魚の写真1
魚の写真2
魚の写真3
魚の写真4

さて、気になる釣果ですが、、、

ルアー:坊主
チョイ投げ:ウニ(笑)
ぶっ込み仕掛け:ヒトデ、小型のメバル
仕掛け罠:ダイナンギンポ、ショウジンガニ


ということで釣りでの釣果はパッとしませんでしたが、意外にも仕掛け罠にダイナンギンポという見たこともない聞いたこともない魚が獲れました。


仕掛け罠をあげるタイミングがすでに日が沈み真っ暗な状態だったためアナゴと勘違いしており、家に帰って明るいところで見た瞬間に、「なんだこりゃ???」ということになり、慌ててGoogle先生に聞いて見たところダイナンギンポであることが判明しました。(笑)


ということで、ウニやヒトデや小型のメバル君は丁重に海にお戻しし、この日のお持ち帰り食材としては初物ダイナンギンポとショウジンガニとなりました!


調理

一つ一つの画像をクリックすると大きく表示されます。
魚の写真1
魚の写真2
魚の写真3

うちの家族は釣った素材は無駄にせず、漏れ無くいただきます。

ショウジンガニはいつも採っている慣れた食材なのでさばき方や調理法は熟知しているのですが、今回初めて見るダイナンギンポという魚は「食べれるの?」から始まりました。笑


Google先生によると、、、

Web魚図鑑より
「体はやや長くて太い。体側には側線が背中から腹側へ走っているという特徴をもつ。ベニツケギンポは、本種によくにているが、生時に鰓蓋の上端部に朱斑があるが、本種の成魚では消失する。また本種では躯幹部腹側の側線がないか、あっても中断するのに対し、ベニツケギンポでは躯幹部腹側にもつながった側線をもつ。ベニツケギンポよりもやや大きくなり、体長30cm近くになる。」
「穴釣りではよく釣れる外道である。本種はニシキギンポ科のギンポとよく混同されるが、側線の形状は大きく異なっている。食用として利用されることはあまりないようである。」


ちなみにダイナンギンポを調理しているこんなサイトもみてみました。

http://catrabbitnekousagi.hatenadiary.jp/entry/2016/04/23/180000


結論としては、「食べられそう」「天ぷらがうまい」「さばき方はアナゴに似ている」ということで以前にもこちらのブログで紹介した通り我が家族はアナゴ慣れ(笑)しているためLet's try !!ということで食べてみることにしました。


さばき方はアナゴと同じようなものですがアナゴ自体捌くのが非常に難しい魚です。そんな魚を捌くことに果敢に挑戦したのはなんと我が長男でした!

大人になったな〜。(父と母は感動、うるうる。笑)


工程は以下の通り。
・生き〆
・ぬめり取り(塩と片栗粉で何度も、、、)
・目打ちし三枚おろし


生き〆のため魚の頭を落とし、めんどくさいぬめり取りを何度も何度も行い、目打ちした魚の骨に沿って少しずつ身を切り離していく、、、

長男はやり切りました!(すいません、親バカです。笑)


三枚に捌かれたダイナンギンポは妻の手により天ぷらと骨せんべいとなり、家族みんなで美味しくいただきました。


あとがき

最後の写真

我が家族は冬にはあまり釣りに行きません。

その理由は、簡単で寒いのを我慢してやる割には、釣れないためです。


今回も釣りという意味では坊主すれすれの釣果であり、仕掛け罠になんとか救われており、やはり冬場の釣りはかなり渋く、中途半端なファミリーフィッシングではなかなか釣果を望めないと思います。


しかし、今回のような快晴かつ暖かい日差しに恵まれる日であれば全然ありだと思います。


見て下さい、こちらの港で撮った風景写真を。

こんな気持ちいいところで1日無心で釣り糸を垂らすのも乙なものですよ。


ぜひ、皆さんも試してみて下さい!


終わり


無題ドキュメント