12月下旬に今シーズン最初のスキーに行ってきました。
場所は昨年から行きつけている軽井沢プリンススキー場。
大学時代にはよく行っていたスキーですが、20年ほど前から行かなくなり昨年再開してから日帰り含めて7-8回行きましたが軽井沢プリンススキー場にしか行っていません。
なぜ、軽井沢プリンススキー場なのか?
まずはそのアクセスの良さです。
一番最初に行った時には大宮からは新幹線で乗り換えなく一本でいけるという利点を活かし新幹線で行ってみました。
駅から送迎バスで5分程度で到着するためアクセス面ではとてもよかったのですが、同じように新幹線で来られる方が多いためか休日だったためか、更衣室は荷物を広げる場所もないくらいぎゅうぎゅう詰めとなり小さな子供連れだとちょっと大変だったため、それ以降は車で行くことにしました。
ちなみに軽井沢は雪はあまり降らないのですが道路が凍結する町とのこと、家族も乗っているため安全を考え、タイヤはスタッドレスに変えていきました。
我が家は車が大型のためスタッドレスタイヤはそれなりに高額になりましたが、新幹線の場合は家族4人(大人二人、小学生一人、幼児一人)が往復すると一回合計15,750円、車だと約10,000円であるため一回当り5,750円お得、4シーズンくらいが寿命のスタッドレスタイヤ購入費用を回収するには一シーズン最低5回はスキーに行かないといけない計算になりますが、車内で着替えたりできるという車の利便性や軽井沢以外のスキー場へも行ける柔軟性を考えるとまあいいかなという判断をしました。
ちなみに計算としては下記のような感じです。
【新幹線】
大人一人当り5,250円×2で10,500円
子供は半額のため5,250円
4歳の次男は無料
合計:15,750円
【車】
高速料金:往復6,000円
ガソリン代:約4,000円
(片道132km × 2 × 150円/ℓ ÷ 10km/ℓ)
合計:10,000円
ちなみに過去12月、1月、2月、3月とスキーシーズンのすべての月にスキーに行きましたが高速道路に積雪や凍結があったのは1回だけ、高速降りてからは15kmほど走りますが一山超える感じであるためほぼ毎回積雪か凍結があり、スタッドレスタイヤかチェーンは必須のスキー場です。
スキー場はJRの線路の真横にあり軽井沢駅の目の前にある軽井沢プリンスのアウトレットの隣にあるため、我が家は大体スキー後にアウトレットの中にあるレストランで食事をしてから帰るという日課になっています。
さて、スキー場ですが、休日は駐車料金1000円を支払いスキー場の目の前の駐車場に車を止め、車内で着替え、板の準備などをするわけですが、このスキー場はリフト券やレンタルスキー申し込みに結構並ぶため、我々の場合は、駐車場に到着後妻が子供達を着替えさせている間に私がすぐにリフト券の購入とレンタルスキーの申し込みに並ぶという手順を取っています。
コースは、大きく4つの筋から構成されていますが、全体的に初心者向けのコースが多い為、慣れていない子供達にとって適した難易度となっており、その点も軽井沢プリンススキー場のリピーターとなっている理由の一つです。
ただ、全体的にコース幅が狭いため混雑ピーク時には、避けながら滑らなければならず、時折ひやっとすることもあります。
リフトの混雑状況は、私が大学時代にスキーをしていた志賀高原や斑尾のピークに比べれば待ち時間はそれほど長くない印象でそれほど苦になりませんでした。
我々の場合は真ん中のクアッドリフトに乗り、一番上まで行ってから一番長い距離を滑り降りることを繰り返す感じです。
スキー場での食事ですが、イタリアン、蕎麦屋、ブッフェ、移動式ファーストフードなどがありますが、昼食時間帯にはどれも混雑するため日帰りのときには事前にコンビニで購入したおにぎりなどをスキー場の脇で食べています。
併設されている飲食施設の中ではブッフェで食べたことがありますがスキー場の割にはまあまあの味という印象でした。
昨年初めてスキーをした子供達ですが7歳の長男(当時6歳)はおよそ半日緩斜面でマンツーマンで練習をしただけで一人で滑れるようになってしまいました。
なお、教えてことは下記の5つだけです。
・怖かったら転ぶこと
・転ぶときは横向きでお尻から転ぶこと
・ハの字
・前傾姿勢
・曲がる方向と逆の足に体重を乗せる
4歳の次男(当時3歳)は、リフトに乗らず妻と子供が練習できる緩斜面の一角で練習したり雪遊びをしていましたが、もともとパパとお兄ちゃんと一緒が大好きなタイプであることからリフトで一緒にあがり、最初は私が手を引いたり、ときには足の間に挟んで滑っていましたが、これらの方法では練習にならず、どうしたものかと思っていたところ子供に紐をつないで後ろから引っ張りながら滑る親子が目に入り、我々も途中からこの道具を導入しました。
そのためか、次男も次第に自分で曲がったり、止まったりできるようになり、今では紐をつけてはいますが、大体緩めて滑っているためにほぼ本人が自分で滑っている状態になりました。
なお、この紐を使う方法も何点か注意しないと本人の滑る練習にならないどころか逆に滑るのが怖くなる可能性があることに途中から気づきました。
そのポイントは、
・一定のテンションで引っ張ること
ある程度滑れるようになれば出来る限り緩めた状態にし、危険なときだけテンションをかければいいのですが、その前に引っ張られたり緩められたりすると自分の意図しない時に引っ張られたり緩められたりするため逆に転びやすく、滑るのが怖くなると思います。
・低い位置で紐を持つこと
高い位置で紐を持つと上半身が後ろに引っ張られる感じのなるため前傾しようがない状態になります。
逆に低い位置で紐を持つことにより前傾姿勢を保つのを邪魔しないようにできます。
子供達を連れてスキーに行く上で我々夫婦が注意をしている点は、とにかくスキーが嫌いにならないようにということです。
その観点から無理やりやらせずにこまめに休みを入れながら滑ることを心がけています。
さて、今シーズンは始まったばかりです。
次回は年明けにスキーに行きますので、またその様子をご報告いたします。
【人口推移】
全国的に人口が減少している中、軽井沢町は年々人口が増加しており、2004年から2014年までの間で12.7%人口が増えています。
もっとも人口が増加している年齢層は65-69歳のいわゆる定年退職の世代ですが、次に40-44歳の働き盛りの年齢層で人口が増加しているのが特徴的です。
そんな軽井沢町ですが、高齢化率は年々上昇しており2012年時点で25.8%に到達しており、類似団体平均は27.4%ですので上昇しているとはいえ類似団体に比べれば比較的低い水準と言えます。
【 財政状況】
行財政状況を見てみると、財政力を示す財政力指数(2012年)は類似団体平均の0.49を大きく上回る1.53とずば抜けています。
また、財政の柔軟性を示し、75%を上回らないことが適正と言われている経常収支比率は、60.4と自由に使える財源が大きく非常に柔軟性の高い財政状況であることが分かります。
歳入を見てみると税収が類似団体の4倍近くあり( 8,545,551千円:類似団体 2,001,232千円)内訳を見てみると市町村民税と固定資産税が類似団体と比べて高いことから別荘を保有する高額所得者が多いことが起因していることが想像されます。
上記の潤沢な税収により次世代への借金を示す将来負担比率は0、地方債残高は類似団体の半分以下( 3,486,397千円:類似団体 8,342,636千円)、また、貯金を示す財政調整基金は類似団体の6倍( 4,991,225千円:類似団体 1,450,751千円)という盤石な財政基盤を誇ります。
歳出を見てみると一人当たりの土木費が類似団体の5倍( 260,384千円: 53,377千円)である点が特徴的で、別荘地の開拓に力を入れている様子がうかがえる。
今回はスキー目的で軽井沢に来たこと、また、路面が凍結しており、ウロウロするのも危険だと思ったためスキー場周辺と自宅の往復しかしませんでしたが軽井沢は長年別荘地として歴史があることから他の別荘地に比べると品格を感じ、それがまた強固な地域ブランドとなっているように感じました。
そのブランド力が購買力のある富裕層を引き寄せ、その富裕層相手の商売であるため一定レベル以上に初期投資が可能となり、その結果か、街並みやお店なども寂れている印象を与えず、さらに人を惹きつけるのだと思います。
多くの地域が人口減少と高齢化により街の荒廃と厳しい行財政状況に苦しんでいる中で軽井沢町はそれとは無縁の非常に恵まれた街ですね。
2014年12月27日
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