釣りができるキャンプ場

〜オススメのキャンプ場シリーズ②〜

2019年3月23日

私はキャンプと並ぶくらいに釣りが好きです。

その釣りの中でもスポーツフィッシングではなく、「狩り」のような感覚で釣った魚を自分で調理して食べることが大好きです。


そんな私なのでキャンプに行かないのであれば釣りに行きたいと以前から考えている中で、ふと「キャンプ場で釣りができたら良いな・・・」なんて思い、キャンプを始めた5年前から「釣りができるキャンプ場」を探し、見つけたところにいくつかの行ってきました。


今回はその中でも釣果が上がったところ(笑)についてご紹介したいと思います。


釣りと言っても淡水の釣り、海水の釣りとあり、淡水の釣りの中でも渓流釣りがあったり湖での釣りがあったり、海水の釣りであれば防波堤の釣りがあったり磯釣りがあったりと色々なのですが、今回はキャンプ場の場内に釣り場があるか、簡単にアクセスできるところに釣り場があるところだけに絞りました。


ご紹介の中身としては、サイトの広さ、設備の充実度、清潔さ、オーナー、遊びの充実度、周辺環境の利便性という6つの共通の評価軸により付けたスコアとご紹介のポイントを記載しておりますので初めてキャンプに行く方の参考になれば幸いです。


また、それぞれのキャンプ場に関して訪問時に記載したブログへのリンクをありますので、より詳細をご覧になりたい方はそちらもご覧いただければと思います。


釣りができるキャンプ場ベスト3(勝手に。笑)

淡水釣り①ウエストリバー


ウエストリバーのレーダーチャートの写真

オフィシャルサイト:http://www.westriver-camp.com

「初心者に安心、高規格キャンプ場ベスト3」に登場したウエストリバーをまずはご紹介したいと思います。


ここはキャンプ場内の自然の川を生かした管理釣り場があると言えばイメージしやすいかもしれません。

その管理釣り場は自然の川を人工的に区切っており、申し込むと区画と充てがわれる仕組みです。

また、釣る魚種もニジマス・イワナと選べたり、釣り方も餌釣り、ルアー釣り、フライが選べるためとりあえず釣りを体験したみたいファミリー層から自分ありのタックルとルアーやフライを使って釣りをしてみたいという玄人まで楽しめるところになります。


また、エサ釣りであれば釣りをするための道具と餌など一式を全て借りる・買うことができるため手ぶらで楽しめるのも魅力だと思います。


さらにここで釣ったニジマスをその場でさばいて唐揚げにしてくれるサービスもあり、そのニジマスの唐揚げが旨いこと・・・笑


ウエストリバーの写真

場内にかなり整った管理釣り場があること、手ぶらでも楽しめること、さらにはそれをその場で唐揚げにしてもらえ、それがやたらと美味かったので(笑)まず最初にウエストリバーを紹介させていただきました。


そんなキャンプ場なので2015年から3年連続伺ったのですが、2015、2016、2017年、それぞれ伺った当時のことをブログにまとめておりますので、よろしければこちらもご覧ください。


滞在時のブログ(2015年夏):https://www.outdoor.kota-ishibashi.jp/family20150805.php
滞在時のブログ(2016年夏):https://www.outdoor.kota-ishibashi.jp/family20160807.php
滞在時のブログ(2017年夏):https://www.outdoor.kota-ishibashi.jp/family20170823.php

淡水釣り②戸隠オートキャンプ場


戸隠オートキャンプ場のレーダーチャートの写真

オフィシャルサイト:https://www.togakusi.com/camp/

戸隠キャンプ場に行くことに決めた理由は、今考えると釣りではなく、キャンプ場の中では近くにある「忍者からくり屋敷」というアトラクションだったのですが、行ってみると私は戸隠キャンプ場の渓流釣りに夢中になってしまいました。笑


忍者からくり屋敷:https://www.togakushi-ninja.com

戸隠キャンプ場での釣りの話をする前にキャンプ場について簡単にご紹介すると、一言で言うと草原あり、森ありの広大な自然の中での自由にテントを張りキャンプができるキャンプ場になります。

また、場内に逆さ川という本格的な渓流が流れていること、うさぎやモルモットなどの小動物と戯れられたり、乗馬体験ができる戸隠牧場があったり、周辺には上述した忍者からくり屋敷やあったり、鏡池という観光地や戸隠神社があったり、アトラクション・見所がたくさんあるのも特徴の一つだと思います。


また、場内には登山道の入り口もあるためかお蕎麦屋さんがあったり、フードトラックが常設されていたり、売店が充実していたりと広大な自然の中でのキャンプ体験ができるだけではなく、外食もできるという一石二鳥のキャンプ場です。


戸隠オートキャンプ場の写真

そろそろ釣りの話をしないと怒られそうですね。笑

上述した通り場内を逆さ川という渓流が流れており、なんとそこでヤマメやイワナが釣れるのです!

ただ、川幅が狭く、多くの場所で木が川にせり出しているため釣り方は限られると思います。


私は餌は3mの渓流竿でぶどう虫といくらの脈釣りをし、ヤマメを数匹ゲットし、大きなイワナ(大きいと言っても20cmくらいですが)は取り逃がしましたが、釣行中に何度かフライフィッシャーマンとすれ違い、その度にラインが木などに引っ掛けているシーンに遭遇しましたので、フライはかなり厳しいと思います。


逆に長さ1.5〜2mのかなり短い竿で餌を狭い岩陰にねじ込んでいる脈釣りの方はイワナを何匹か釣っていました。(実はその方からぶどう虫をいただき、別な釣り人からいくらをもらいました。笑)


ちなみに遊漁券の購入が必要ですが、それはキャンプ場の売店で購入することができますので、それもとても便利です。


なお、このキャンプ場は実はかなりお気にいりなのですが、唯一の難点は、とにかく遠いことです。。。

私が住むさいたま市からは片道で260kmあり往復すると満タンが空になる距離ですが、もっと近かったら間違いなくリピートしているキャンプ場です!


なお、伺ったのは2017年の夏ですが、当時のことをブログにまとめておりますので、よろしければこちらもご覧ください。


滞在時のブログ:https://www.outdoor.kota-ishibashi.jp/family20170805.php

海水釣り①大原オートキャンプインそとぼう


大原オートキャンプインそとぼうのレーダーチャートの写真

オフィシャルサイト:https://oohara-ac-inn.jimdo.com

こちらのキャンプ場は2018年夏に伺ったのですがもっとも最近行った千葉県の外房にある大原漁港の近くにあるキャンプ場です。


まずはキャンプ場を簡単にご紹介すると、大原海岸に面したところにある市街地の中にポツリとあるキャンプ場です。中は高規格キャンプ場としてご紹介してもよいくらい設備が整っており、経営されているオーナーご夫婦がとても丁寧に且つこまめに清掃をされているため炊事場がトイレはいつもピカピカです。

また、チェックイン時にキャンプ場のルールなどをきちんと説明してくれるところも高規格キャンプ場にてご紹介した北軽井沢スイートグラスやPICA富士西湖に負けないレベルだと思います。

大原オートキャンプインそとぼうの大きな特徴は、小さな子供がいる家族連れのキャンパーへの配慮かグループキャンプ禁止である点かもしれません。


そのためかリピーターが多い印象であると同時に、だからこそマナーが悪い方が少ない印象を受け、小さな子供連れでも安心してキャンプができる環境だと言えると思います。


大原オートキャンプインそとぼうの写真

さて、そろそろ釣りの話をしましょうか。笑


大原オートキャンプインそとぼうさんは大原海岸に面していると上述しましたが、キャンプ場を横切り小道を5分ほど歩くと広大な海岸線が広がる大原海岸に到着します。


その砂浜は外海に面していることもあり、波の勢いもそれなりにあることから海岸線から50mくらいのところに消波ブロックが一定間隔で設置されていますが、その間を縫うようにたくさんのサーファーがサーフィンをしています。


そんな環境であるためなかなか釣りはしづらいですし、釣れるのか?という疑問がありましたが、外房はイシモチが釣れる印象があったためひとまずイシモチ狙いの投げ仕掛けで、餌はアオイソメで釣りを開始しました。

釣りを開始した時間はど干潮だったのですが向かい風がとても強かったので、腰くらいまで海に浸かるところまで海に入り、投げ釣りを開始しましたが一投目から強めのアタリがガツンときました!


釣れたの大型のフグでしたが、アタリがかなり強いこと、釣れないよりは全然楽しいのでそのまま釣りを続けているうちに、竿を持っていかれるような強いアタリがあり、上げてみると30cm近い大きなイシモチでした!


その後もう一匹イシモチを釣り、キャンプ場に戻り塩焼きにしていただきましたが、直前まで生きていたイシモチは塩焼きの中でも一番うまいと思うくらい絶品でした。


ちなみに自分のサイトに戻る途中でオーナーご夫婦とすれ違ったのため自慢してみましたが(笑)大原海岸は釣れないと有名らしくとても驚いておりました。


実は釣りをしたのは台風の直後だったのですが、イシモチは海が濁っているとき時によく釣れるため台風効果だったのかもしれません。笑


なお、伺った当時のことをブログにまとめておりますので、よろしければこちらもご覧ください。


滞在時のブログ:https://www.outdoor.kota-ishibashi.jp/family20181006.php

海水釣り②ワイルドキッズ岬オートキャンプ場


ワイルドキッズ岬オートキャンプ場のレーダーチャートの写真

オフィシャルサイト:http://wildkids.jp

次にご紹介するのは同じく千葉県の外房にありますワイルドキッズ岬オートキャンプ場です。

こちらは今から遡ること4年前の2015年の夏に伺ったキャンプ場になります。


まずはキャンプ場のご紹介をしますと、段々畑の跡地に作られたのか海に面した小山を丸々キャンプ場にしている感じです。

キャンプ場の設備としては平均的ですが、天然温泉があるのが一つの特徴かもしれません。


ワイルドキッズ岬オートキャンプ場の写真

キャンプ場は山の両面にキャンプサイトを持っており、我々がテントを張ったのでは受付があり、海の逆側だったこともあり、海に出るために一山超えていく感じになりますがそれでも歩いて10分程度で海に到着します。


海にせり出している防波堤という感じではなく、海岸線沿いがコンクリート護岸固められた感じの場所になります。事前に釣具屋さんでその周辺はかなり良型のイシモチが釣れると聞いていたので、そのコンクリート護岸からアオイソメを餌に投げ釣りでイシモチを狙ってみました。


答えはすぐに出、立て続けに良型のイシモチが3匹釣れました!

うちは家族4人なので一人一匹の四匹を目指し粘っていると、竿を持っていかれるような大きなアタリが!

上げてみると50cmを超える大型のアナゴでした!

ちなみにその後も何度かアナゴを釣りましたが、今でも最大のサイズです。


ということでかなり釣りでいい思いをさせてもらったワイルドキッズ岬オートキャンプ場ですが伺った当時のことをブログにまとめておりますので、詳しくはこちらをご覧ください。


滞在時のブログ:https://www.outdoor.kota-ishibashi.jp/family20151010.php

まとめ

キャンプの画像

釣りができるキャンプ場と言っても車で海沿いのキャンプ場や山の中のキャンプ場であれば少し車で走ればどこでも釣りをすることができますが、今回はキャンプ場から歩いていけるレベルで手軽に釣りができるキャンプ場に絞ってご紹介しました。


また、私自身が釣った魚は自分で捌いて食べたいタイプであるため、食べられる魚が釣れるところに絞ってご紹介しましたが、釣りができるということだけであればブラックバス釣りができるキャンプ場や小さな川魚釣りの数釣りが出来るキャンプ場や手長海老やナマズが釣れるキャンプ場もありますので、その辺りはまた別な機会にご紹介できればと思います。


また、いつもの繰り返しになりますが、あくまでも関東近隣かつ私の5年のキャンプ経験の中でのご紹介であり、まだまだ世の中には釣りが出来るキャンプ場がたくさんあると思いますので一つの参考になれば幸いです。


また、「釣りが出来るこんな良いキャンプ場もあるよ!」なんてご意見があればぜひお願いいたします!


次回は「プライベート感溢れるキャンプ場」ということでいくつかご紹介したいと思います。


※スコアの計算の仕方


スコアはあくまでも独断と偏見でつけておりますので一意見として受け止めてください。

<サイトの広さ>
5:100平方メートル以上+隣との距離が広い+四角
4:100平方メートル以上
3:70平方メートル〜100平方メートル
2:70平方メートル以下
1:70平方メートル未満+隣と隣接

<設備の充実度>
5:炊事場+水洗トイレ+ウォシュレット+お風呂+売店+α(温水、飲食店など)
4:上記からマイナス一要素
3:上記からマイナス二要素
2:上記からマイナス三要素
1:上記からマイナス四要素

<清潔さ>
5:炊事場+ゴミ捨て場+トイレ+お風呂+サイト内のゴミなど
4:上記からマイナス一要素
3:上記からマイナス二要素
2:上記からマイナス三要素
1:上記からマイナス四要素

<オーナー>
5:予約等のしやすさ+受付時の説明有無+運営のこだわり+キャンプ愛+お人柄
4:上記からマイナス一要素
3:上記からマイナス二要素
2:上記からマイナス三要素
1:上記からマイナス四要素

<遊びの充実度>
5:海・川へのアクセし+場内:釣り堀、つかみ取り、クラフト体験など+場外:ツリーアドベンチャー、忍者村など
4:上記からマイナス一要素
3:上記からマイナス二要素
2:上記からマイナス三要素
1:上記からマイナス四要素

<周辺環境の利便性>
5:スーパー+ホームセンター+アウトドアショップ+薬局+銭湯
4:上記からマイナス一要素
3:上記からマイナス二要素
2:上記からマイナス三要素
1:上記からマイナス四要素