2017年春休み沖縄旅行3部作の最終回です。
前回は「2017沖縄旅行春 OKINAWAフルーツらんど&琉球窯編」と題し、滞在先ホテルからレンタカーを借りて遊びに行ったクイズ形式て謎解きを楽しめる「OKINAWAフルーツらんど」と手作りシーサー作りが楽しめる「琉球窯」をご紹介し、前々回は「ルネッサンスリゾートオキナワ2017 ホテル編〜再会と別れ〜」と題し、滞在先であるルネッサンスリゾートオキナワにて参加した各種プログラムについて今回初めて導入した水中カメラの映像などを交え、お伝えしてきましたが、今回は沖縄と立つ当日に空港まで行く途中で立ち寄った「琉球村」に行ったときの体験談をご紹介したいと思います。
琉球村ってどんなところか一言で回答するならば沖縄の歴史や生活・人を感じられる場所だと思います。
我が家族も10年間毎年沖縄に行っていますが、子供達が小さかったこともありホテルで過ごす時間が長く、沖縄の中でも地元の人が生活している環境やその歴史について触れる機会がほとんどないまま今に至っていますが、今回の琉球村訪問は、そんな我が家族に「沖縄」を肌で感じさせてくれる場所になりました。
琉球村は、滞在していたホテルがある恩納村にあるため観光地ですが、後々に知ったことですが琉球村自体が国の登録文化財に指定されている沖縄の旧家がたくさん移築され、保存されているところでした。昔ながら沖縄の住居やその当時の生活様式を思わせる生活用品や環境がそのまま再現・保存されているため理屈ではなく感覚的にその当時の沖縄に住む人々の生活を感じることができます。
実際に見てきた感想としては、見た目に立派だったり艶やかだったりするものではないのですが、どこかほっとするような心が安らぎ落ち着く家々でした。
当時の生活を感じさせる写真をいくつかまとめてみました。
左上の写真はある旧家の中ですが、神棚が家の中央にあるのがとても印象的でした。
また、左下の台所の写真などは、日本ではなくフィリピンやタイなど熱帯の国の森の中で生活をしている民族の台所を想像しました。
右上の写真はどこの写真だと思いますか?実は豚小屋の写真です。豚などの家畜を飼うところとしては木造の小屋や柵を想像しますが、沖縄は石だったんですね。
この辺りは台風が多い地域だからでしょうか。
また、もう一つ面白いなーと思うことはやはりシーサーです。家の入り口、屋根など至る所に大小様々なシーサーがおり、これもその当時の生活の大きな特徴なんでしょうね。
園内では、様々な体験ができるのですが、今回我が家族は2つの体験をしましたが、その一つが機織り体験です。
こちらはちょっと難しいということで長男のみの体験でしたが、長男のやっている姿をみていましたが、なるほどこれは難しい、、、と納得してしまいました。
琉球絣織りという琉球王府時代から伝わる幾何学模様の織物らしく、長男は10cm四方くらいの大きさの琉球絣のコースターを作りましたが、30分くらいかかったと思います。
しかし、教えてくださった方がとても優しいおばあさんで、お世辞だと思うのですが「ほんとに初めて?」とか「お店に出せるくらい上手よ!」などと声をかけてくれたので、ほめられると伸びるタイプの長男はますます集中し、最終的には親も驚く質の高いコースターを作っていました。
もう一つ、とても驚いたことは織り機の仕組みの複雑さ、精巧さです。なんと幅10cmくらいのコースターを作るためのセッティングのため半日くらいかかるそうです。
そして、それは幅30cmくらいの着物の生地となると丸一日セッティングだけでかかるそうです。。。。
出来上がった製品の値段を考えるとどう考えてもペイしないり労力がかかっており、こういう手織りが伝統芸能という道以外で消えていっている理由がなんとなくわかった気がします。
琉球村で体験したものが2つあるというお話をしましたが、上記の機織りの他にもう一つ体験したことがシーサーの色塗りでした。。。^^;
なぜ、^^;という感じなのかといえば、全3部作である2017年沖縄旅行春の第二弾「OKINAWAフルーツらんど&琉球窯編」をご覧いただいた方であればわかると思うのですが、実は沖縄滞在中に手作りシーサー作り&その色塗りを体験済みだったのです。笑
では、なぜやる羽目になったのか、、、それは全てガンダムのせいなんです。笑
いえ、けっしてガンダムが悪いのではなく、ガンダム柄のシーサーが色塗りのサンプルとして体験店舗の前においてあったのがいけないんです。笑
それを見た長男、そして、次男がそれ作りたいと言い出し、しかも、数日前に体験した手作りシーサー体験に納得がいっていなかったのもあったようで、父の力ではもう止めることができませんでした。。。。笑
写真は今回の沖縄旅行で作ったシーサーたちを自宅に帰ってから撮ったものですが、真ん中の2つが琉球村で色塗りをしたシーサーで、ガンダム柄が長男、その隣のロボ柄が次男の作品 ですが、次男の作品はこれまた次男が部不相応の難しいサンプルを持ってきて塗り始めたものの、難しさのあまり途中に半泣きになってしまったのでほぼ父が塗ったものです。笑
長男のガンダム柄は次男のものを超えるくらい難しい、いやその店になったサンプルの中で最も難しいと言っても過言ではないくらい難しかったため長男も途中に半泣きになっていましたが、そこはさすが長男、半泣きになりながらも最後まで自分でやり切り、最終的にはなかなかのものができたのではないかと思います。だって、ほらガンダムに見えるでしょ??笑
琉球村の中にはハブセンターというところがあり、ちょっと奥まった入りずらいところにありパンフレットにもあまり紹介されていないところですが、うちは男の子二人ということもあり、吸い寄せられるように入りました。
坂道を上がる途中にはハブピットというハブ酒やハブの皮を使った製品などのハブ関連商品が売られているお店があり、さらに登っていくとハブに関するクイズがあったり、楽しみながら前に進める工夫がされていました。
そして、最終ゴール地点はハブとマングースショーの会場なのですが、我々が訪問したときは会場の工事中だったため見れませんでしたが、待合室のような場所にハブの生態が書かれていたり標本などがおかれており、かなり強くハブを感じることができるところです。笑
我が家の長男はサメとか蛇とか危険生物系が大好きであり、こういう場所にくると隅から隅まで紹介されていることを読んで後でパパやママに教えてくれる子なので、そういう意味では長男は楽しかったのではないかと思います。
このまま琉球村の話を終えてしまうと琉球村って旧家と体験とハブしかないのかと思われてしまうため、我々家族がその他に体験したことをお伝えしたいと思います。
ちょうど我々が通りかかったタイミングで園内の中央広場でエイサー演舞が催されており、演舞の後半では観客も一緒にエイサーを輪になって踊っていました。
ちなみになぜ、「踊っていました」という他人事のような書き方をしているかというと、そのエイサー演舞が始まった時点で次男が自分には興味がないものだ判断し、私を拉致、そして、そのまま中央広場の脇にある池に連れて行き、そこにいるコイに餌やりをしたいと駄々をこねたのです。笑
ということで父は、次男のコイの餌やりに付き合わされ、遠くからエイサーを踊る輪の中で一緒に踊る嫁を見ていました。笑
その他に登り窯があったり(写真左下)、サーターヤーという製糖風景(写真右上)が見れたり、水牛がいたり、写真にはないですが本格的な陶芸工房があったり沖縄の生活や伝統にまつわる多くのことを体験できます。
今回伺った琉球村での体験は、10年連続で沖縄に通う我が家族が初めて沖縄の生活環境や文化などに触れるとても貴重な機会であっただけでなく、楽しみながら学べたという点で子供達はもちろん大人にとってもとても良い経験になりました。
今回の2017年春沖縄旅行記3部作の第一弾「2017年春休み沖縄旅行〜ホテル編〜」でもお話ししましたが、我が家族が6年連続同じホテルに宿泊している理由として、そこのスタッフの方々との関係があるというお話しをしましたが、その多くの方が沖縄で生まれ育った方々であり、そう考えるとこれまでそんな方々の背景にある沖縄の生活文化や慣習を何も知らなかったことを少し恥ずかしいとも感じる経験でした。
また、多くの地域で観光振興の一環としてその土地の歴史や生活文化を伝える試みをされていますが、その前に「人」を伝えることが大切なんだなと個人的には感じました。
以上、2017年春の沖縄旅行記3部作の最終章として「琉球村」での体験をお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。来年も沖縄に行けるかどうか分かりませんが、これまでの情報がみなさんの役に立てば幸いです。
ちなみに最後の写真は自宅用の沖縄土産として買ったパッションフルーツになりますが、なかなか町のスーパーなどでは手に入らない私の大好物ですが自宅に戻ってからも沖縄を思い出させてくれたフルーツとして載せました。
それでは、また!
沖縄とは全然関係ない話で大変、大変恐縮なのですが、前々回の「2017年春休み沖縄旅行〜ホテル編〜」の中で体験トローリングのことを書き、その中で強力な酔い止めの話をしましたが、そのことについてちょっと思うことを書かせてください。
私が子供時代にも酔い止め薬はあり、バスなどに酔いやすかった私は一度だけ服用したことがあるのですが、全く効かなかったという記憶があり、酔い止め=気休めの効かない薬というイメージを持っていました。
しかし、今回体験トローリングに参加するにあたりなんとかせねばならぬということで飲んでみましたが、その効果に驚かされると同時にちょっと危険な印象をもちました。
まず、なぜ驚かされたかといえばとにかくよく効くのです。私以上に酔いやすい妻も服用しましたが、私も妻も3時間近く揺れる船上にいましたが全く酔うことはありませんでした。
しかし、一方で「2017年春休み沖縄旅行〜ホテル編〜」の中で書きましたが、子供用の酔い止めを服用した子供達は普段昼寝など全くしないですし、車に乗っていてもかなり遊び疲れないと寝ない子供達が乗船後しばらくしてからあれだけ熟睡してしまったことにちょっと恐怖を感じました。
また、実は私と妻も服用後からかなり強い眠気に襲われており、効く薬というのはある意味で危険性もあることを再認識させられました。
でも、乗り物酔いする人が乗り物酔いする可能性があるアトラクションやプログラムにずーっと参加できないのももったいないですよね。
そこである情報のご紹介です。
ちなみに私自身はやっていないため効果のほどは分かりませんが、沖縄から帰ってきてから偶然見たテレビ番組で船釣りを良くされる芸能人の方が「前転後転」を朝晩5回ずつ3ヶ月続けて船酔いを克服したとおっしゃっていました。
くどいようですが効果のほどは分かりませんが、ただ、三半規管の誤作動が乗り物酔いを引き起こしのは間違いないようですし、その三半規管が前転後転で鍛えられるとのこと、回転をよくするスケーターが乗り物酔いしないということを考えると、まんざら間違っていないかなとも思っており、個人的には試してみたいなと思っています。
ちなみに写真の手前に写っている薬が沖縄の薬局で一番効くものとして購入したもの、奥に写っているものが子供用のものです。ちなみに私は医薬品メーカーの回し者ではありません。笑
2017年4月7日
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