沖縄に初めて行ったのはもう10年前になると思いますが、それから夏もしくは春に定期的に伺っており、今年で7−8回目になります。
当初は石垣島に行ってみたり、本島でも色々なホテルに宿泊していましたが、ここ5−6年は毎回本島の恩納村にありますルネッサンスリゾート沖縄にお世話になっております。
その理由は、ルネッサンスリゾート自体の様々なことの充実度もあるのですが何よりも最初に伺った当初から存じ上げている方がおり、その方がうちの子供達をとても可愛がってくれていることも大きいと思います。
そんなルネッサンスリゾートですが、とうとう今年から長男が中学生に上がり、部活やら勉強やらでなかなか全員で家族旅行は難しくなることから、最後の沖縄ということで子供達の春休みを利用しルネッサンスリゾートに行ってきました。
春に伺うのは今回で3度目であり過去の2回については子供達が小さかったこともあり下記のブログにまとめている通り比較的ホテル内で過ごすことが多かったのですが、今回はちょっとホテル内のアトラクションから飛び出し、これまで挑戦したことがないことに挑戦してきましたので、そんな内容をお届けできればと思います。
ルネッサンスリゾートオキナワ
本題に入る前にちょっとこの時期の沖縄の気候についてご紹介したいと思います。
我々が沖縄入りしたのは3月末日でしたが、その前日まで25度を超えていた気温が到着した日には20度を下回っており、沖縄にしてはかなり肌寒い気温でした。
今回6泊したのですが、結局最終日以外ほぼ同じような気温であり、普通の水着でマリンスポーツをするのはほぼ無理な気温でした。
先述したように春休み時期の沖縄に来るのは3度目ですが、年により多少の違いはあれど、大体こんな気温の沖縄です。
そして、決まって帰る日、つまり春休みは終わる頃、になると気温が高い日が続くという悔しい思いをするのもこの時期の沖縄です。私たち家族はもう慣れましたが。笑
そのため欲を言えば春休みが終わるころに沖縄入りする感じで過ごせると良いのですが子供達の学校のことを考えるとなかなか難しいのが実態だと思いますので、どうやってそんな中で楽しく過ごすかを一生懸命考えて過ごしております。笑
上述したような気温であるため普通に水着でビーチで遊んだり、外のプールで遊ぶのは修行に等しく、そんなことをしている人はほぼいません。
そのため選択肢は室内プールもしくはウエットスーツを貸してくれるマリンアトラクションに人が殺到することになり、室内プールは芋洗状態、マリンアトラクションは予約で一杯になるわけです。笑
その中でも気軽に水遊びをするためには選択肢が室内プールしかないため我が家族も最初はそこでなんとなく楽しんでいましたが、ある日ウエットスーツを着ながらビーチでシュノーケリングをしているご家族を発見し、「そうだよな〜ウエットがあるといいよな〜」なんて眺めていましたがよくよく見るとルネッサンスで利用しているウエットスーツを家族皆で着ていることに気づき、あれ?貸してくれるの?ということでマリンカウンターに聞いてみたところシュノーケリングをする人にはライフジャケットやシュノーケリングギアと一緒にウエットも貸してくれるとのこと!
それを発見したのは前々回なのですが、それから我が家族は必ずお借りし、ルネッサンスビーチでシュノーケリングを楽しませていただいております。
ちなみにルネッサンスビーチとは敷地内にあるビーチなのですが、そこでこれまでにたくさんの生き物たちに出会いました。
特にカクレクマノミがいる場所があり、それは仲良くなったマリンアトラクションのスタッフに伺い、それからシュノーケリングをするたびに挨拶させてもらっています。笑
ちなみに今回はルネッサンスビーチこの他にもハイローラーとビックマーブルというアトラクションを初めてやってみました。
所謂水上バイクで引っ張られるバナナボート系のアトラクションですが、その中でハイローラーはもっとも激しいものだったようで、始まってすぐに小三の次男も含めて挑戦したことを後悔しました。笑
案の定アトラクション中ずっと小三の次男は目をつぶり、伏せっており、私と妻はそれが気になり、アトラクションを楽しむどころではありませんでした。笑
それに対してビックマーブルはほぼ振り落とされる心配がない構造ですので、小さなお子さんがいる方はまずはビックマーブルからされると良いと思います。
ちなみにそれぞれを紹介している公式サイトのリンクを下記に記載しておきます。
ハイローラー
ビッグマーブル
今回初めてTryしたアトラクションがドルフィンオデッセイです。
このアトラクションはルネッサンスの敷地内で飼育されているイルカ達とルネッサンス敷地内の海岸エリアで気軽にイルカと触れ合ったり、泳いだりでき、イルカが好きだけど外洋まで出てイルカと泳ぐには年齢的に厳しい子供達にぴったりだと思います。
イルカと触れ合えるだけではなくインストラクターの方が丁寧にイルカの生体について教えてくれますのでその点でも子供達にはとても良いアトラクションだと思います。
いろいろ話よりもどんなものか動画にまとめましたのでぜひご覧ください。
ドルフィンオデッセイ
今回のアトラクションの中で思い他面白かったものにもぐもぐタイムがあります。
このアトラクションはゲージの中で飼育されているワラビーやカメ、オオハシに餌をあげられるものですが、思った以上にワラビーやオオハシがフレンドリーで積極的に餌をもらいに寄ってきますし、餌を食べている姿がかなり可愛いです。
特にワラビーが餌を持って食べている姿はかなりキュートです。
こちらも論より証拠。撮影した写真や動画を繋げたものを作成しましたのでこちらをご覧ください。
もぐもぐタイム
先述した通りこの時期のルネッサンスリゾートでのマリンスポーツというと室内プールもしくはウエットスーツを貸してくれるマリンアトラクションになるのですが、我々家族のように何度も来ているとマリンアトラクションもやりきってしまっており、ルネッサンスリゾート内だけで新しい楽しみを見つけるのはかなり困難になってきます。
また、子供達も大きくなり、やれることが増えてきていることもあり、今回はルネッサンスリゾートの枠を超えてアトラクションを探してみました。
そんな中で今回目をつけたのサーフィンとSUPです。
もともと私自身サーフィンに興味があったこともあり、その二つに絞ってルネッサンスリゾートロビー内にある外部ツアーを紹介してくれるカウンターに伺ったところシーナサーフさんと巡り会いました。
今回は小六の長男と私で体験サーフィン、家族4人でSUPに挑戦しましたがシーナサーフさんは参加するプログラムにもよりますが、実施場所が少し離れている場合にはルネッサンスリゾートまで迎えにきてくれます。また、SUPはルネッサンスリゾートの隣のビーチで開催だったため歩いて行けると点がとても便利でした。
体験サーフィンの方は真栄田岬まで移動し、その近くの遠浅のビーチでサーフィンを教えてもらいましたが、生徒が私と長男、先生が二人という非常に贅沢な環境だったため、一人の先生が我々二人に付きっ切りで教えてくれ、もう一人の先生はずっとビデオ撮影してしてくださり、サーフィンの上達も早く、長男は初めて10分ですぐに乗れるようになり、私もそれから遅れること10分くらいで乗れるようになりました。また、すっとビデオ撮影をしてくれていたためサーフィン中の動画素材もたくさん揃い大満足の体験サーフィンでした。
ちなみにスタッフの方曰く10分で乗れるようになることはあまりなく長男はかなり素質があるとのこと、とても驚いていました。
そんなことを言われたこともあり、長男はその瞬間からサーフィンにはまってしまい、実は予定していなかったのですが翌日もサーフィンをすることになり、家に帰ってからGWの予定を立てている時もサーフィンしたいという始末です。笑 父としてはそれだけ夢中になれるものが見つかり、嬉しい限りですが。
シーナサーフ(Seana Surf)
家族4人で挑戦したSUPの方ですが、実は結構大変でした。
家族4人の構成は、妻、小六長男、小三次男+私なのですが、SUPのプログラムで子供が参加する場合には原則親子はペアで一つのボードを使うことになっており、私は次男と長男はサーフィンの筋が良かったためシーナサーフの方から一人で乗れるだろうという許可を得ることができたため一人で乗ることになりました。
参加メンバーは我が家族の他に(おそらく)成人された娘さん二人をお連れの4人家族が1組おり、計8名での参加でした。
始まった当初はみなさん意気揚々と沖に漕ぎだしたのですが、この日は沖にふく強風のためミルミル皆が流れていきました。。。
しかし、SUPのことを知らない我々は簡単に戻れると思い、流されるがままに漕ぎ進み、気づくと岸ははるか遠くに、、、、
その前にシーナサーフの方が「この辺りで戻りましょうか。」と声をかけたのですがSUPを思うように操作できない上で風が強いため非力な子供や女性は一生懸命漕ぐも前に全然進まず同じところで必死に漕ぐ状態となってしまいました。
そんな中私と次男を乗せたSUPはガンガン岸に近づき、気づくと私+次男とその他の間がかなり離れてしまいました。
しかも、よく見ると長男が一番遠いところにいるではないですが。
流石にまずいと思った私は近くの岸にSUPと次男を上陸させ、そこで待たせ、岸沿いにできる限り長男のSUPに近づき、救出しました。
一方妻は元ボート部だけのことはあり、自力で戻ってきました。
もう1組のご家族もどうにか近くの岸にたどり着くことができ、そこでプログラムは強制終了となりました。笑
というとても大変なSUPだったこともあり、私は翌日寝込んでしまいました。笑
そんな体験だったためSUP自体を楽しむ余裕がなく終わってしまったためまた次回リベンジしたいと思います。
ちなみにスタート当初の皆が余裕があるときに動画ですがその日の様子はこちらになります。
ルネッサンスのリピーターである我が家族が鉄板としてオススメするアトラクションは「フィッシュ&タートルアドベンチャー」です。
これは、ルネッサンスリゾートの敷地内の海で飼われているエイやウミガメと一緒にシュノーケリングをしながら泳げるアトラクションになりますが、内海でのシュノーケリングであるため安全であること、身長110cmから楽しめることから小学生以上の子供であれば参加できるため家族みんなで参加できること、浅いところからのエントリーで一部深いところもあるためシュノーケリングはじめにも向いていること、手軽な割にはかなり近くでエイやウミガメと触れ合えることから、かなり満足感が高いです。
特に今回はかなり臨場感のある動画が撮れましたのでご紹介したいと思います。
フィッシュ&タートルアドベンチャー
ルネッサンス滞在は食事付きであるためルネッサンス内のレストランに行くことが多いのですが、あまりご紹介したことがなかったと思いますが、結構いいレストランがありますし、今回も一通り行きましたのであくまでも私見としてご紹介したいと思います。
また、以前ルネッサンスのレストランで働いておられた方で我々がルネッサンスに通うきっかけにもなった方が数年までに沖縄県内の別なレストランのシェフになられ、今回はそちらに伺ったのですが、食事はもちろんのこと、雰囲気もとてもよかったのでそこもご紹介したいと思います。
ここはルネッサンスの中でも最も高級なレストランだと思います。
そして、ここフォーシーズンが6年前に長男と同じ名前のスタッフと出会ったレストランであり、そしてそれがきっかけとなりほぼ毎年のようにルネッサンスに通うようになった我が家族にとってはとても思い入れのあるレストランになります。
そのきっかけとなったスタッフは2年前にルネッサンスを退職され、新たな世界に挑まれたのですが、フォーシーズンにはその方と同時期にお知り合いになった方もおられ、今回もその方を訪ね、朝食、ランチ、ディナーと食事を楽しませていただきました。
料理は朝、昼はビュッフェ、夜は鉄板焼きになるのですが今回はディナーの料理を少しご紹介です。なお、今回は長男の小学校卒業記念の沖縄旅行でもあったため長男には好きなものを頼んでいいよと言った ことからかなり贅沢な品揃えになっております。^^;
フォーシーズンズ
アンビルハウスはフォーシーズンと並ぶ高級レストランでステーキ専門店になります。
6年前にも伺ったことがあるのですが、その時は肉が固く、あまり美味しくいただけなかった印象が強く、それから伺ったことはなかったのですが、今回久しぶりにディナーに行ってきました。
久しぶりに伺ってみて少しびっくり。
私は赤身肉が好きなのですが、かなり美味しいステーキでした。
今回は撮り損ねたため写真も動画もないためイメージをお伝えできませんが、美味しかったのでぜひ試してみてください。
アンビルハウス
こちらはルネッサンスの中で最もポピュラーでカジュアルなレストランになり、我が家族も滞在中2−3回は食べに行きます。
料理は基本的に朝も昼も夜もビュッフェでビュッフェの品揃え、そして、席数はルネッサンス一だと思います。
ルネッサンスの中でビュッフェに和食(納豆など)があるのはここだけですのでビュッフェで和食を食べたい場合はここ一択になります。
ちなみに和食レストランとしてはロイズという寿司バイキングレストランや彩というしゃぶしゃぶ、すき焼き料理のレストランがあり、どちらもとても美味しいですよ。
セイルフィッシュカフェ
ルネッサンスの中での沖縄料理を楽しめるレストランになり、活き伊勢海老や高級品であるセミエビなどが食べられます。
今回ここで伊勢海老をいただきましたが絶品でした。
またタロイモの唐揚げが素朴にとても美味しかったのを覚えています。
海風
実はルネッサンスのリピーターになるきっかけになった方が転職された先がこちらのレストランになり、こちらでシェフをしておられ、今回の沖縄旅行ではそちらに訪問させていただきました。
こちらのレストランは庭園とレストランがくっ付いており、レストランに到着するまでの道筋が植物園のようになっており、色とりどりの花が咲いています。
また、有名なデザイナーが設計されたとのこと、おしゃれな雰囲気もありデートや記念日に最適かもしれません。
料理は、創作イタリアンであり、調理法も低温調理など最先端な方法をとっており、食材も沖縄な新鮮な地のものを調理する日に仕入れて出してくれるためどれも美味しくいただくことできました。
帰りの飛行機が夕方だったこともあり、ルネッサンスをチェックアウト後ルネッサンスのスタッフお勧めのアメリカ村に向かいました。
予備知識が全くない中で伺ったのですが思いの外楽しむことができました。
アメリカ村は町の一角がアメリカの街並みのような雰囲気に作られた場所です。おしゃれなショップがあったり、海岸沿いにすてきなカフェがあったり、とても雰囲気がある場所でした。
我が家族が1時間くらいかけてアメリカ村全体を歩き、途中でソフトクリームを食べたり、素敵な革製品のショップで以前より購入を考えていた革製の財布を購入し、ネームまで入れてもらったり、とても楽しく過ごせました。
首里城もチェックアウト後に立ち寄った場所になります。
沖縄には何度も来ているのですが子供達がきっと楽しくないだろうなと思い、これまで来たことがなかったのですが長男が中学生になる歳ということもあり、行ってみることにしました。
首里城というとパステルカラーに彩られた沖縄建築とその前に広がる広大な広場のイメージがあったのですが、行ってみるとそれだけではなく、城門や城壁、高台から見下ろす景色、首里城内の様々な長蔵品が思った以上に美しく、沖縄の歴史については詳しくはないのですが、ただただ見て回るだけで相当楽しむことができました。
首里城訪問時に撮った写真を集めた動画を作りましたので見てみてください。
今回は長男が中学に上がる歳の春休みに沖縄に伺ったのですが、中学生になると部活などで休日や祝日がどんどん忙しくなることが予想され、そのため家族4人でゆっくり長期で沖縄に旅行に行けるのは最後になるという思いもあり、食べたいものを思いっきり食べさせ、やりたい事は思いっきりやらせた旅行だったため結構の散財でした。笑
しかし、家族4人でゆっくりと沖縄で過ごす最後の旅行と思うとその懐も痛みも和らぐと同時に少し寂しい気持ちにもなった沖縄旅行でした。
今回個人的にも最も印象に残ったことは長男と一緒に挑戦したサーフィンでしょうか。
シーナサーフの方々が優しく丁寧に教えてくれたこともあり、長男は開始10分ですぐに立てるようになり、シーナサーフのスタッフの皆さんも驚かれていました。
かく言う私は行く前から引いていた風邪を風邪薬と頭痛薬でごまかしながらのサーフィンを含む各種アトラクションへの挑戦だったせいか、サーフィンは1日目でギブアップ(当初1日だけの予定だったのですが長男は二日連続挑戦しました。笑)。
しかし、そんな長男が頼もしく感じ、中学に送り出した、そんな沖縄旅行でした。👍
終わり。
2019年4月1日
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