キャンプギア選び タープ編

〜ファミリーキャンパーのギア選び〜

2019年2月17日

このブログは、ファミリーキャンパーである私が過去4年間の間に20回以上キャンプをしてきた経験からたどり着いた各ギアに対する考えですが、キャンプギアに求めるものはキャンプスタイルにより異なってくると思いますのでまずは私のキャンプスタイルについてお伝えします。


私のスタイルは、テントサイトでゆっくり過ごすというよりキャンプサイトの周辺の自然の中で家族皆で思いっきりアウトドアでの遊びを満喫するスタイルです。

そのためキャンプサイトには食事をする時と寝る時以外はほぼおらず、日中クタクタになるまで遊んでいるため夜の就寝時間もとても早く、実はキャンプサイトでゆっくり過ごすことがあまりありません。

そんな私がキャンプギアに求めるものはかっこよさやオシャレさというよりまずは雨が降っても強い風が吹いても耐えられるタフで壊れにくいもの、そして機能的なもの、さらにできる限りアウトドアでの遊びの時間を確保するため撤収や設営を効率的に行えるもの、そして、道具に必要以上のお金を使うのであればその分キャンプに行く回数を増やしたいと思っているためブランドなどには拘らず、同じ機能であれば安いものを購入することを意識しています。


また、自然の中で遊ばせてもらっているという意識から多少の効率性を犠牲にしても機能性を損なわない範囲でできる限り無駄のないもの、エコなものを使うようにしています。


とまあ、なんだか難しい言い方をしましたが簡単に言えば普通のファミリーキャンパーが子供達と思いっきりアウトドアライフをエンジョイする中で行き着いたスタイルであり、ギアですので、同じようなスタイルをお考えの方には少しは役に立つかなと思いまとめてみました。


キャンプの画像

キャンプを始める上で必要なキャンプギアには以下のものがあると思います。
①テント
②タープ
③テントの中の寝具
④椅子やテーブル
⑤BBQ台、バーナーなど
⑥照明
⑦調理・食事道具
⑧その他の小物
⑨あるとちょっと嬉しいもの


上記のそれぞれについて選び方、私が使っているもののご紹介・満足・不満足度などの使用感、本当は欲しいものなどをご紹介していきたいと思います。


今回はテントに続キャンプギアの中では大物にあたりタープについて我が家の変遷と共にご紹介します。

ファミリーキャンパーのギア選び タープ編

初代タープ

タープについては購入しない人もいますし、テントと一体になっている所謂ツールームテントを購入される方もおられ、様々なバリエーションがあると思います。

また、タープの種類にもスクリーン、ヘキサ、スクエアなど幾つかありますのでさらにバリエーションが増えます。


そんな中で画一的なタープの選び方というのを決めるのは難しいので私が使ってきたタープの変遷と共にその変遷の理由についてお伝えすることで何かのヒントになればと思います。


最初に購入したタープはコールマンのスクエアスクリーン/340という非常に大きいタープでした。


スクエアスクリーンの写真

スクエアスクリーン/340
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二代目

しかし、設営が結構手間、というより一人ではまず設営できない上に強い風が吹くとなんとなく心もとない感じがすること、さらに開放感があまり感じられないことから、次にドーム型のタープの購入を検討しましたが持っているテントとジョイントとし、2ルームにもできるようにしたかったのでコールマン タープ スクリーンキャノピージョイントタープ2を購入しました。


このタープとタフワイドドームを接続して設営すると2ルームになり、4方を完全に閉めてしまうこともできるため雨が多い時期にはかなり重宝します。

しかし、人は贅沢なものです。せっかく開放感全開の自然の中に遊びに来ているのにドーム型はなんとなく開放感が十分でなく少し不満になってきました。笑


ジョイントスクリーンタープの写真

スクリーンキャノピージョイントタープ2
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三代目

そこで次に購入したものがヘキサタープですが、今ではよほどの雨予報でない限りほぼヘキサタープのみで過ごしています。


ヘキサタープの写真

コールマン タープ XPヘキサタープ/MDX
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ヘキサタープの何が良いのかといえば、

(1)収納がコンパクト
上記の通り我が家には3つタープがあるのですが収納状態でヘキサタープはスクリーンタープの半分程度の大きさ、重さになるため比較的ハンディに扱えます。
そのためちょっとした河原でのBBQなどにも私はヘキサタープを持参します。


(2)設営・撤収が簡単
スクリーンタープはものによっては一人で設営するのが困難なものもありますがヘキサタープは慣れればそれほど苦もなく一人で設営できますし、撤収が非常に簡単ですのでできる限り設営と撤収の時間を短くしたい私としてはとても重宝しています。


(3)設営のバリエーションが無限大
キャンプ場や区画によりテントとタープを設営するサイトの形状や広さは様々であるためサイトの制約上テントやタープの配置に制約がかかることも少なくないです。また、風向きや日当たり、天候なども異なってきますので、基本的には布切れとポールのみのシンプルな構成であるヘキサタープはその時々の状況に合わせて形で設営する上で配置や設置のバリエーションが豊富であるため本当に重宝します。


(4)風を感じながらのキャンプの開放感が最高
そして、ヘキサタープの良さはなんといってもその開放感ではないかと思います。
タープで作られた日陰の中を風が通り抜ける時に爽快感はなんとも言えません。


タープ選びのポイント

キャンプの画像

これまでの経験から私がタープ選びに関して感じることは下記の2つです。


一つは、できればヘキサとスクリーンの両方を持ちたい。

そして、天気が良ければヘキサ、雨予報であればスクリーン、気温が高ければヘキサ、気温が低い時にはスクリーンという感じで使い分けをすると快適なキャンプライフが送れるのではないかと思います。


また、設営サイトに制限のないオープンサイトであればスクリーンとテントを接続した2ルームとヘキサを両方設営し、両方の良さを楽しむのも良いと思います。


もう一つ感じることは、できればテントとタープのブランドを合わせた方が良いということ。

その理由は、見た目の色合いとかテントとタープの接続性、仕組みの共通性だったりするため出来れば程度の話ですが、ちょっとしたときによかったなと思うことがあります。


タープは色々なメーカーが出しており、どのメーカーのものがよいのか悩まれる方もおられるかもしれませんが、私の経験上タープ選びはタープの大きさと形状が全てであり、あとはデザインとかブランドの好みだと思います。

キャンプに行く人数が多ければ当たり前ですが大きめのタープが良いです。

虫が嫌いなのであれば完全に四方を遮断できるスクリーンタープが良いでしょうし、逆に私のように開放感重視の人はヘキサがいいかもしれません。

また、夏キャンプだけでなく秋キャンプや冬キャンプにも行かれる方は保温性を考えてスクリーンの方が良いかもしれません。


ということでタープは大きさと形状を選んであげればメーカーによる性能差はあまりないように思いますので、まずはキャンプ人数と嗜好、どんな環境でキャンプをするか考えると選びやすいかもしれません。



次回は「ペグ」について同じようなお話ができればと思いますのでお楽しみに。