キャンプギア選び 設営関連ギア編

〜ファミリーキャンパーのギア選び〜

2019年2月22日

このブログは、ファミリーキャンパーである私が過去4年間の間に20回以上キャンプをしてきた経験からたどり着いた各ギアに対する考えですが、キャンプギアに求めるものはキャンプスタイルにより異なってくると思いますのでまずは私のキャンプスタイルについてお伝えします。


私のスタイルは、テントサイトでゆっくり過ごすというよりキャンプサイトの周辺の自然の中で家族皆で思いっきりアウトドアでの遊びを満喫するスタイルです。

そのためキャンプサイトには食事をする時と寝る時以外はほぼおらず、日中クタクタになるまで遊んでいるため夜の就寝時間もとても早く、実はキャンプサイトでゆっくり過ごすことがあまりありません。

そんな私がキャンプギアに求めるものはかっこよさやオシャレさというよりまずは雨が降っても強い風が吹いても耐えられるタフで壊れにくいもの、そして機能的なもの、さらにできる限りアウトドアでの遊びの時間を確保するため撤収や設営を効率的に行えるもの、そして、道具に必要以上のお金を使うのであればその分キャンプに行く回数を増やしたいと思っているためブランドなどには拘らず、同じ機能であれば安いものを購入することを意識しています。


また、自然の中で遊ばせてもらっているという意識から多少の効率性を犠牲にしても機能性を損なわない範囲でできる限り無駄のないもの、エコなものを使うようにしています。


とまあ、なんだか難しい言い方をしましたが簡単に言えば普通のファミリーキャンパーが子供達と思いっきりアウトドアライフをエンジョイする中で行き着いたスタイルであり、ギアですので、同じようなスタイルをお考えの方には少しは役に立つかなと思いまとめてみました。


キャンプの画像

キャンプを始める上で必要なキャンプギアには以下のものがあると思います。
①テント
②タープ
③テントの中の寝具
④椅子やテーブル
⑤BBQ台、バーナーなど
⑥照明
⑦調理・食事道具
⑧その他の小物
⑨あるとちょっと嬉しいもの


上記のそれぞれについて選び方、私が使っているもののご紹介・満足・不満足度などの使用感、本当は欲しいものなどをご紹介していきたいと思います。


今回はテントやタープ関係のギアとして個人的にマストだと思うものの幾つかあるのでご紹介したいと思います。

ファミリーキャンパーのギア選び 設営関連ギア編

鍛造(たんぞう)ペグ

まずは鍛造(たんぞう)ペグはご紹介します。

非常に強度が高められた鋼材で作られたペグですのでまず折れたり曲がったりすることはない非常に頑丈なペグです。

なぜ、これが必要なのかといえば、キャンプをするサイトの地面は土だったり、砂利だったり芝生だったり様々です。

そのためテントやタープに付属のプラスチック性のペグやスチール製のペグでは地面に刺さらなかったりすぐ抜けてしまうことがありますが、鍛造ペグであればまずそういうことはなく、特に荷重がかかるものを支えるためにペグを打つときには非常に重宝します。


ペグの写真

鍛造(たんぞう)ペグ
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ペグハンマー

また、ペグハンマーですが、テントやタープを購入するとプラスチック性のペグハンマーが付属されていますが、プラスチック性のペグハンマーを使うと何度も強く叩かないとなかなかペグが刺さらないことも多く、時間がかかる上に結構疲れます。


しかし、鉄製のペグハンマーを使うとハンマーの重さを使って打ち込めるため少ない労力かつ短時間でペグが刺さりますので私にとってはマストアイテムです。

なお、鉄製のペグハンマーもたくさんのメーカーが出していますが、ハンマーヘッドを鉄とプラスチックに切り替えられるもの、ペグを抜くためのフックがついているものをお勧めします。


ジョイントスクリーンタープの写真

鉄製ペグハンマー
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ペグケース

また、鍛造ペグと鉄製ペグハンマーを一緒に入れておけるケースなんかもあるととても便利なのですが、それ専用のケースは私が知る限りないため、私の場合はスノーピーク(snow peak) スノーピークマルチコンテナMを利用しています。


ペグケースの写真

スノーピーク(snow peak) スノーピークマルチコンテナM
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グランドシート

次にグランドシートですがなぜグランドシートが必要かをまずご説明します。


実はテントの下は結構湿気がたまりやすく、サイトの地面の状態にもよりますが撤収時にテントをあげてみると濡れていることが非常に多いです。

そのため長く使っている防水性能が落ちているテントの場合は結構テントのフロアに水がしみこんできたりします。そんな状態で雨が降ったりするともう目も当てられません。

しかし、グランドシートを敷いておくとグランドシートで湿気を受け止めてくれるためテントの中までしみこんでくることはほぼありません。

また、撤収時にテントをひっくり返しフロア部分を乾かすのですが、その時間も非常に短時間ですみますのでグランドシートは私にとってはマストアイテムです。

ちなみにグランドシートは色々なメーカーが出していますが、私は持っているコールマンのテントにぴったり合うサイズのものを選びたかったためコールマンのものを選びました。


グランドシートの写真

グランドシート:コールマン マルチグランドシート300
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予備ロープ&ポール

また、あればいいなと思うアイテムとして予備のポールやロープ類があります。

予備のポールやロープは本当に重宝します。

私の場合には、両サイドのポールを立て、その間にロープを張り洗濯物やタオル、水着を干したりします。また、予備のポールを持っているとヘキサタープの四隅をポールであげ、開放感全開の空間を作ったりヘキサタープの設営バリエーションも増えるため数本の予備を持っていると色々な形に役立つのがポールでありロープだと思います。


関連ギア選びのポイント

キャンプの画像

この辺のギアになってくると完全に実用品になってきますので、個人的なこだわりはとにかく求める機能を確実に果たして来ることになってくるかなと思います。


例えばペグなどはとにかく簡単に曲がらず、錆びないものがよくそういう意味では丈夫で長持ちなものが良いと思います。

ハンマーも同様に使いやすいもの、タフな使い方をしても簡単に壊れないものを求めますので、そういう意味では時間が何度か使ってみないと分からないものとも言えず、時間が経つとまた違ったものを選択する可能性も十分にあるギアになりますので口コミの活用は有効かもしれません。


また、大きな流れとしてキャンプ人口の増加の影響か今回ご紹介したような機能性が求められるギアに対してもおしゃれな商品が色々選べるようになってきており、機能的だが無骨なギアだけではなく、機能性に加えておしゃれなギアもいろいろ出てきています。


例えば、鍛造ペグなどはちょっと前は黒と決まっている感じでしたが、最近は様々な色のものが出ており、テントのカラーと合わせるなどの工夫もできるようになってきましたのでそういう意味では楽しみが増えてきていると思います。

ということで今回は設営に関連するギアについてあれこれご紹介してきましたが、この中でご紹介したものだけではなく、ぜひ色々な商品をご覧になり、口コミなども見ながら機能性と自分たちのキャンプスタイルにあったものを選択いただければと思います。



次回はテントやタープに次いでキャンプには欠かせないギアである「テーブル、椅子」についてお話ができればと思いますのでお楽しみに。