キャンプギア選び バーナー・焚き火台編

〜ファミリーキャンパーのギア選び〜

2019年2月23日

このブログは、ファミリーキャンパーである私が過去4年間の間に20回以上キャンプをしてきた経験からたどり着いた各ギアに対する考えですが、キャンプギアに求めるものはキャンプスタイルにより異なってくると思いますのでまずは私のキャンプスタイルについてお伝えします。


私のスタイルは、テントサイトでゆっくり過ごすというよりキャンプサイトの周辺の自然の中で家族皆で思いっきりアウトドアでの遊びを満喫するスタイルです。

そのためキャンプサイトには食事をする時と寝る時以外はほぼおらず、日中クタクタになるまで遊んでいるため夜の就寝時間もとても早く、実はキャンプサイトでゆっくり過ごすことがあまりありません。

そんな私がキャンプギアに求めるものはかっこよさやオシャレさというよりまずは雨が降っても強い風が吹いても耐えられるタフで壊れにくいもの、そして機能的なもの、さらにできる限りアウトドアでの遊びの時間を確保するため撤収や設営を効率的に行えるもの、そして、道具に必要以上のお金を使うのであればその分キャンプに行く回数を増やしたいと思っているためブランドなどには拘らず、同じ機能であれば安いものを購入することを意識しています。


また、自然の中で遊ばせてもらっているという意識から多少の効率性を犠牲にしても機能性を損なわない範囲でできる限り無駄のないもの、エコなものを使うようにしています。


とまあ、なんだか難しい言い方をしましたが簡単に言えば普通のファミリーキャンパーが子供達と思いっきりアウトドアライフをエンジョイする中で行き着いたスタイルであり、ギアですので、同じようなスタイルをお考えの方には少しは役に立つかなと思いまとめてみました。


キャンプの画像

キャンプを始める上で必要なキャンプギアには以下のものがあると思います。
①テント
②タープ
③テントの中の寝具
④椅子やテーブル
⑤BBQ台、バーナーなど
⑥照明
⑦調理・食事道具
⑧その他の小物
⑨あるとちょっと嬉しいもの


上記のそれぞれについて選び方、私が使っているもののご紹介・満足・不満足度などの使用感、本当は欲しいものなどをご紹介していきたいと思います。


今回はキャンプにおける調理や暖の確保、さらには雰囲気作りに必須であるバーナー、焚き火台などの各種火器類についてご紹介したいと思います。

ファミリーキャンパーのギア選び バーナー・焚き火台編

バーナー

キャンプの必須アイテムの一つが火器系だと思いますが、火器系も主に2種類あり、一つはバーナー系、もう一つがBBQ・焚き火台になるのではないでしょうか。


まずはバーナー系ですが、私は20年前に購入したコールマンのツーバーナーを今でもメンテナンスしながら使っています。


こういうバーナー系は大きく分けてガス缶式とホワイトガソリン式がありますが、ガス缶式はガスがなくなるたびにガス缶ごと交換しなければならず、なんとなく無駄な感じであまり好きではありません。しかし、ガス缶式は燃料交換がとても簡単であることから初心者には扱いやすいと言えます。

ホワイトガソリン式で口が二つあるものを私は他に知らないため一択しかなくなるわけですが、このコールマンのパワーハウスツーバーナーは構造が非常にシンプルでしかもタフなので本当に一生ものだと思います。


ちなみに私がツーバーナーをメンテナンスに出すアウトドア専門店のスタッフもこれは一生ものだと言っていました。また、実はもう一つコールマン製品で一生ものがあるのですが、それは改めて照明のところでご紹介したいと思います。


コールマン パワーハウスツーバーナーの写真

コールマン パワーハウスツーバーナー
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BBQ・焚き火台

次にBBQ・焚き火台ですが前回のテーブル・椅子編ですでに紹介していますので、ここではなぜユニフレームのBBQ・焚き火台を購入したか、そしてその使用感などについてお話ししたいと思います。


BBQ台も椅子やテーブルと一緒で色々な種類のものがホームセンターなどに行くと売っています。しかし、私が探していたのはBBQもでき、焚き火もでき、しかもダッチオーブンなどのヘビーな調理器具にも耐えうるタフなもの、それでいて収納性が高いものでしたのでこれも一択でした。


このファイアグリルは、上に何も載せなければ焚き火台に、網を載せればBBQ台に、鉄板を載せれば鉄板焼きに、太めの鉄の格子上の台を載せればダッチオーブン料理もできます。また、これからの網や鉄板などが全て入っている上に専用ケースがある点がとても良いと思います。

また、収納した状態だと40cm四方くらいになる収納効率は良いこと、加えて値段がリーズナブルで個人的には言うことなしです。


ユニフレーム BBQ&七輪&焚火台 ファイアグリル 683040 グリルキャリーケースの写真

ユニフレーム BBQ&七輪&焚火台 ファイアグリル 683040 グリルキャリーケース
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火起こし関連アイテム 三種の神器

火起こし器

その他火器系の必須アイテムとして私が勝手に火おこしの三種の神器と呼んでいるものがあります。

ひとつは火おこし器ですが、火おこし器とはなんぞやという方もおられると思いますので簡単に説明すると煙突効果を使って簡単に炭をおこす装置で、私が愛用しているものはキャプテンスタッグ 大型火消し壺 火おこし器セット バーベキュー用です。


火おこし器にはたくさん種類がありもっとコンパクトなものもあるのですが、大型のこれを使っている理由のひとつが大型であることから一度にたくさんの炭を起こせる点です。実はダッチオーブンで調理をする時などは上と下から温めなければならないため意外とたくさんの炭が必要なのです。


また、もうひとつの理由は、火消し壷が付いている点です。

火をつければ、当たり前ですが火を消さなければなりません。時間がある時であれば放っておけば火はいつかは消えますが、時間がない時などはこの火消し壷に燃え残っている炭を入れておけば比較短時間で火は消えます。

ときより炭捨て場にまだ火種が残っている炭を捨てていく人もいますが、この火消し壷があればそんなことにはならず私は愛用しています。


キャプテンスタッグ 大型火消し壺 火おこし器セット バーベキュー用の写真

キャプテンスタッグ 大型火消し壺 火おこし器セット バーベキュー用
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チャッカマン

三種の神器の二つ目はチャッカマンです。

チャッカマンが?と思われるかもしれませんが、チャッカマンにも私なりのこだわりがあります。まず、ひとつはガスがなくなったら使い捨てにするものではなく充填して何度も使えるもの、そして、バーナー式のもの、さらには首が伸び縮みするものですが、こちらもそうなると実は一択でソト(SOTO) スライドガストーチしかありません。


充填式が良い理由は言うまでもないため割愛しますがバーナー式が良い理由は、キャンプですので色々な気候のときがあり、どんなときでも確実に火がつくためです。

また、首が伸び縮みした方が良い理由は、手元で香取線香などに火をつけるときには短い方がいいし、ツーバーナーに着火するする場合には長い方がよく、短いものと長いものを両方持つのは面倒なので結果的にソトのスライドガストーチに落ち着きました。


ソト(SOTO) スライドガストーチの写真

ソト(SOTO) スライドガストーチ
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着火剤

三種の神器の最後は着火材です。

着火材にもいろいろあるのですが、個人的には固形のものと液体のものを両方同時に私が使います。その理由は液体のものは着火が早く、固形のものは火持ちが良いのでこの両方を使うと火がつきやすく火持ちするので炭起こしがとても簡単になります。


ちなみに私が主に使っているものは下記の二つです。


NITINEN(ニチネン) アウトドア着火剤 チャッカネンの写真

『液体タイプ』
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キャプテンスタッグ バーベキュー BBQ用 燃料 ビガーチャコールブリケットの写真

『固形タイプ』
キャプテンスタッグ バーベキュー BBQ用 燃料 ビガーチャコールブリケット
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液体のタイプは上記のもの以外あまり見たことがないため一択ですが、固形のものは本当にたくさんあり、中でもなぜこれを選んでいるか、理由は簡単で単純に安いからです。実はこれまでに色々な固形の着火剤を使ってきましたが、性能的な差を全く感じなかったことも最終的に値段だけを見て購入する理由です。

また、着火材は消耗品ですのでできる限りお金をかけたくないというのも正直なところです。


バーナー・焚き火台選びのポイント

キャンプの画像

バーナーについてはバーナーのご紹介のところで触れましたが、やはり取扱のしやすさであればガス缶式が初心者には良いと思います。

というのも私が使っているツーバーナーは使用前には必ずポンピングという燃料タンクの中の圧力を高める操作が必要になり、これを50−100行わなければ着火時に火が安定せず火事のような状態になります。

また、このポンピングという作業がそれなりに力が必要であるため私の妻はいまだにあまり得意ではありません。

環境面などの配慮などは個人的には気になりますが、初心者の方はまずはガス缶式から始め、もしキャンプをこれからも続けるだろうということで多少投資が許されるのであればぜひ燃料式のツーバーナーを試していただきたいと思います。


焚き火台はちょっと検索するとたくさん出てくるので、かなり迷われると思います。

また、最近のキャンプブームもあってかここ数年で急速で種類も増えたためさらに悩まれると思いますが、個人的には選択のポイントはサイズ(重量を含めた)と使用幅(BBQ、焚火、それともその両方)だと思います。

BBQや焚火は火を扱う機器ですので安定感が重要ですが、安定感があるものほどサイズと重量がかさみます。また、使用幅が広がれば広がるほど付属品も増え、それに合わせ当然同じように重量が増えてきます。

つまるところ車の積載能力やキャンプの人数やキャンプの楽しみ方により、かなり選択の幅が出てきますので我が家の構成なども参考にしていただき、ぜひ色々考えてみてほしいと思います。


ということで今回はバーナー・焚火台に加え、火器を扱う上で必須になるアイテムについてご紹介してきましたが、皆さんの参考になれば幸いです。


次回はキャンプの夜の時間を過ごす上で必須となる照明類についてお話ができればと思いますのでお楽しみに。