私は大の釣り好きですので年の複数回釣りに行きます。
でも、基本的には家族みんなでワイワイ釣りをするのが好きなので基本ファミリーフィッシャーなのですが、年に一度か二度一人で夜釣りに行きます。
大体節目のタイミングで自分の中での気持ちの整理がしたかったり、考えをまとめたいときに行くのですが、夜釣りは周囲に人も少なく、とても静かなので最適だと思います。
そんな目的で夜釣りに行くためルアーフィッシングのように慌ただしい釣りではなく、置き竿にしてのんびり星空や日が沈むのを眺めるスタイルで夜釣りをします。
今回もそんな節目のタイミングで一人夜釣りに出かけたのですが、思いの外、魚がよく釣れてしまった上に途中から雨が降り出し慌ただしく撤収したためあまりのんびり出来ませんでしたが(苦笑)、秋の夜釣りを楽しんできましたのでご紹介したいと思います。
せっかく夜釣りに行くのであればやっぱり釣れた方が楽しいので、可能であれば潮が流れている時間に合わせて釣りを始められるよう時間を計算して出かけます。
当日の潮は小潮とあまり干満差がなく潮の流れがゆるい日でしたが、行く日程は選べないため多少での潮が動く上げ潮のタイミングである16時前に釣り場に着くように出かけました。
釣り場についてみるとびっくり。
ものすごい強風なのです。
しかも、南風だったため私が入った釣り場ではまともに横風が当たる場所だったので竿や仕掛けを準備するときに糸が暴れ、ちょっと大変でした。。。
予報だと風速2-3mということだったので出かけたのですが、予報は意外にあてにならないものです、、、
そんな強風でしたが、がんばって釣りを始めたのですが置き竿にした竿が風で動いてしまうくらいの強風だったためアタリをとらえるのも難しく開始数分で嫌になり始め「帰ろうかな。。。。」と何度も思いました。笑
しかし、しばらくするとそんな強風でも分かるくらい明確なアタリが出始め、しかも潮止まりに近づくと風が止み始めたのでようやくのんびり夜釣りが楽しめるようになりました。
ちなみに当日の釣り場所は、ここ最近通っている外堤防の内側です。
那珂湊港で釣りをするときには多少釣り座は異なりますが大体その堤防の内側を狙って釣りをしますがその理油は足場が良いこと、人が少ないこと、港の中の割には結構釣れるからです。
このエリアでこれまで釣った魚は、ハゼ、キス、小アジ、サッパ、小サバ、シャコ、アナゴ、セイゴ、カイズなどなど本当に色々な魚種が釣れる上に防波堤の岸壁に精進蟹やガザミがいるため子供たちと網でとったりする楽しみもあり、本当に楽しめる釣り場です。
ただ、唯一の難点はトイレが遠く、歩くと片道30分くらいかかってしまうことですが私一人の場合はあまり問題ではないので今回の夜釣りでは外堤防のかなり奥の方に釣り座を構えました。
私の夜釣りの楽しみの一つが星空の下持ち込んだシングルバーナーを使いコーヒーを入れたり、カップラーメンを食べたりすることです。
ランタンの柔らかい明かりに照らされながら、ゆったり椅子に座り、温かいコーヒーをいただくのはなんとも言えない贅沢な時間です。
夜釣りのときには温かい服装で行きますが、それでも長く釣りをしていると体が冷えてくるため温かい入れたてのコーヒーは本当に体が温まります。
夜釣りのもう一つの楽しみが夜明けをみることです。
水平線から日が昇る景色は本当に美しく、しかも力強いためいつもパワーをもらっています。
今回は途中雨が降り出し早上がりをしたので夜明けを見ることができませんでしたが、参考までに以前夜釣りをしたときにとった夜明けの写真をご紹介します。
そろそろ釣りの話をしましょうか、、、^^;
今回は、アジ・サッパ・サバ狙いのサビキ釣りとセイゴ狙いのブッコミ釣りをしました。また、小さなアジやサッパが釣れたら泳がせ釣りで大物を狙うつもりで泳がせ釣り用に仕掛けも用意していました。
ブッコミ仕掛けにベニイソメを房掛けにし、チョイ投げした上で置き竿にしてアタリを待ちましたが、上述の通りの強風だったため基本的に竿先の動きでアタリをとるブッコミ仕掛けでは、釣りにならず全く釣れませんでした。
まあ、餌も全く取られなかったのでアタリもなかったと思うのですが、まあ、「ここまでか!?」というくらいぶっこみ仕掛けは無反応でした。。。笑
一方でサビキ仕掛けが到着直後からアタリが連発!
それも強風下でも分かるくらいの明確で強いアタリだったため本当はちょっとのんびりしたかったにもかかわらずバタバタでした。笑
ということで、前置きが長くなりましたが今回の約5時間の釣行の成果は、以下のようになりました。
(釣れた順)
10-20cmくらいのクサフグ 3匹
10-20cmくらいのメジナ 多数
10cmくらいのメバル 多数
15cmくらいのウミタナゴ 1匹
20cmくらいのアジ 4匹
結果的に強い風が吹き、潮があげている最初の1-2時間の間にアタリが集中し、潮止まりと共に風もピタリと止んだのですが、同時にアタリもピタリと止みました。苦笑
アタリがないまま1-2時間が経過し、その間コーヒーを飲んだりくつろいでいたのですが、雨が降り出したためこの日は引き上げました。
しかし、結果的には良型のアジが家族分釣れたのでまあ良しとしましょう。^^
こちらは今回の釣行時に撮った写真や動画をまとめたものですので、よろしければご覧ください。
貧乏性なのか何もしないでいることが出来ず普段はなんだかんだ言って忙しく過ごしている私ですが、夜釣りはそんな私の頭を強制的に空っぽにしてくれます。
また、家族がいるので時間が空けば子供達や妻に何かできることはないかなと考え、忙しなく動き回っている私に自分のことだけを考える時間をくれるの夜釣りです。
そういう意味では夜釣りは私にとっては大好きな釣りや魚と触れ合いながら自分らしい自分を取り戻す大切な時間なのかもしれません。
また、釣りという観点では普段は家族を楽しませることを重視した釣り場所や釣り方を選択するのですが、一人の時は気掛けなく多少足場が悪い場所に行き、自分がやりたい釣りができることも夜釣りの魅力ですし、釣果として思わぬ大物が期待できる(未だ私のところにはきませんが。。。笑)のも夜釣りの魅力の一つではないかと思います。
さらに水平線に沈む太陽、昇る太陽がみれたり、ときに水面を多くくらいの魚の群れに遭遇したり、私のとっては非日常の世界でもあります。
多少の危険もありますが、しっかりと備えておけば十分対処できますので、ぜひみなさんも一度夜釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
以上、今回の夜釣りの釣果と私が考える夜釣りの魅力をご紹介しました。
終わり
2017年9月27日
Tweet