Forester's Village kobitto

〜キャンパーが愛するキャンプ場〜

2017年7月28日

コビットを訪れた方の多くは、このお話をご存知かもしれません。


コビットのオーナーは、以前に福島県浪江町でキャンプ場を開設したのですが、開設2年で原発の事故に会いキャンプ場を閉鎖せざるを得なかったという経験をお持ちの方です。


開設2年目であれば、きっとまだまだ負債なども残っていた可能性も高く、これから頑張ろうと思っていた矢先に自分の力ではどうすることもできない原発事故にあい、閉鎖せざるを得なかった心中はいかほどのものだったか想像することもできません。

しかし、それでも新たな地でキャンプ場を開設されたことを考えると、オーナー夫妻がどれほどキャンプを愛しているのかを想像することができます。


そんなにもキャンプを愛するオーナー夫妻が作ったキャンプ場、そして、オーナーご夫妻に対して強い関心があり今回コビットを訪問させていただきました。


3年前からキャンプを始め、これまでに20近いキャンプ場でキャンプをしてきた我々ですが、「なるほどな」と感じる点がいくつもあり、言うなればキャンパーが愛するキャンプ場ではないかなと感じました。


Forester's Village kobitto

都心から約3時間のアクセス


コビットは山梨県北杜市武川町の標高約700mのところに立地するキャンプ場です。


このエリアのキャンプ場は、篠沢大滝オートキャンプ場南アルプス三景園オートキャンプ場に続き今回のコビットで3箇所目になります。


上記二つのブログにもあるとおり都内から行くのであれば中央道の須玉インターで降り、下道を20-30分走ったところにあり、道路の混み具合にもよりますが2時間半から3時間半くらいで到着すると思います。


キャンプ場のサイトマップ

Forester's Village kobittoサイトマップ

サイト自体は南北に流れる石空川(いしうとろがわ)の西側に沿うように立地しており、概ねどのサイトからも川の流れを見ることができます。


川の近くのキャンプ場の場合、大雨時の川の増水が気になるところですが、コビットの場合は川からは5m以上高いところに立地しているため大雨により川が増水しても気になることはないと思います。


非常に広い敷地に36組(ロッジ:5、オートキャンプサイト:31)しか入れないため非常に贅沢な空間の使い方ができる点がコビットの最大の特徴ではないかと思います。


設備(サニタリー、あそぼっと、やすもっとなど)

一つ一つの画像をクリックすると大きく表示されます。
サイトからの写真1
サイトからの写真2
サイトからの写真3
サイトからの写真4

コビットには、管理棟・2箇所のサニタリー(炊事場とトイレ)・あそぼっと・やすもっとと大きく分けて4つの設備ありますが、まだ新しいこともありどれも綺麗に管理されていました。


キャンプの設備は基本的に外に設置されているためピカピカという表現をこれまで一度も使ったことはありませんが、コビットの設備は炊事場のシンク、排水溝のゴミ受け、トイレの便座、どれを取ってもとにかくピカピカです。

お掃除をされているところを偶然拝見する機会がありましたが、歯ブラシで細かいところまで丁寧に掃除されており、設備がどれもピカピカだった理由がよく分かりました。


また、その他に管理棟周辺に「あそぼっと」という子供たちが遊べるちょっとした遊具があるエリアと「やすもっと」という子供たちが漫画や絵本などを読んだり、ちょっとした部屋遊びができる遊具が置かれている小屋があり、場内で小さな子供とゆっくりとした時間を過ごすこともできます。


この辺りは3年連続で伺っている同じ山梨県のウエストリバーオートキャンプ場に似ており、人気のあるキャンプ場の良いところを取り入れているなと感じました。


左上の写真はサニタリー棟、右上がサニタリー等の炊事場、右下はやすもっと、左下があそぼっとの写真になります。

買い物・お風呂など

天然氷のかき氷の写真

キャンプといえば食材の買い出しやお風呂なども気になるところですが、車で20分くらいのところに道の駅(道の駅はくしゅう)とスーパー(エブリー)があるため、そこで普通に食材が買えるだけでなく、地の新鮮な野菜を購入することができます。


ちなみに写真は、スーパーエブリーの駐車場の一角で販売されている天然氷のかき氷です。実はこのかき氷屋さんは、蔵元 八義という天然氷を作っている会社が運営されており、口に入れるととろけるような食感であることや時期に応じて様々な味が楽しめことがあり、このエリアにキャンプに来るたびにいただいております。


また、もう一つ気になることはお風呂ですが、我が家族はこのエリアにキャンプに来るときには、毎回「尾白の湯」に伺います。

このお風呂は、キャンプ場から車で15分程度走ったところにあります。お風呂がとても広く露天風呂もあるため温泉という意味でもオススメですが、館内に食事ができるところもあり今日は疲れてしまったのでサイトでご飯を作るのが面倒くさいな、なんていうときにはお風呂ですっきりした体でご飯が食べられることも他の温泉ではなく「尾白の湯」をオススメする理由の一つです。

なお、キャンプ場で割引券をもらえば家族四人で600円くらいお得になりますので行かれる時には管理棟で割引券をもらっていくことをお忘れなく。


ちなみにキャンプ場からスーパーに向かう途中に「尾白の湯」がありますので、我が家族はスーパーでその日の夜の食材を購入した帰りにお風呂に入るという形を取ります。


天候など

気温の写真

我々が伺ったのは7月末の週末でしたが、 々訪れている我が家族からすると異常気象ではないかと思えるような天候でした。


滞在中は、ほぼ雨か曇りという天候であり、雨も時折土砂崩れ起きるのではないかと思わせるくらい激しく降っており、我が家族はこれまでの経験からスクリーンタープを持っていくなど雨対策をしていたためそれほど困ることはありませんでしたが、そうでなければ相当厳しかったと思います。


天候の悪さも影響してか通年であれば日中の気温は30度をゆうに超えるのですが、今回は高くても20度後半、夜間の気温も今回は20度前半とこの時期にしては非常に過ごしやすい気温でした。


なお、オーナーの話では、我々が滞在した日の1週間前くらいから例年とは違う天候となっているとおっしゃっており、オーナーも首を傾げていました。


 

料金など

その他の情報として気になるのは料金じゃないかと思います。

我々家族は、これまで軽井沢スイートグラスPICA富士西湖、同じ山梨の人気キャンプ場であるウエストリバーオートキャンプ場など関東エリアでは人気のキャンプ場を利用してきましたが、夏休みの時期であるトップシーズンの場合1サイトの値段が1万円前後でありキャンプ場も少なくない中でコビットは6,000円前後の料金であるためサイトの広さや設備のよさ、さらにはその人気を踏まえて考えるととてもリーズナブルな料金設定だと思います。


キャンプ自体、ホテルや旅館に家族4人で泊まることと比べるとかなりコストパフォーマンスが良い宿泊形態ではありますが、コビットはその中でもかなりコストパフォーマンスが良いキャンプ場であると言え、この料金設定からも多くの方に気軽にキャンプを楽しんでほしいとオーナーご夫妻が考えている様子が伺え、お二人のキャンプに対する愛情を感じます。


キャンプ場は、規模が大きくなればなるほど管理しなければならない面積と設備が増えるため人件費や設備維持費などの管理費が増えることになりますが、もしかすると6000円前後の料金を保つギリギリの規模がコビットの規模なのかもしれません。

kobittoの良かったこと・楽しかったこと

我が家族は、10歳(小学五年生)、6歳(小学一年生)の子供達と夫婦の四人家族ですが、コビットの良かったところ、楽しかったところをそれぞれ聞きましたのでそれぞれご紹介したいと思います。


10歳の長男

(1) ヤマメ・イワナ


我が家族がこのエリアにキャンプに来る理由はすばり川遊びです。

実はこのエリアは沢が幾筋も流れており、たくさんの川遊びスポットがあります。そのため毎年のようにこのエリアにキャンプをしに来るのですが、今回のコビットもキャンプ場のすぐ横を石空川(いしうとろがわ)という川が流れており、その川で雨にも負けず思いっきり川遊びをしてきました。


川遊びの中でも特に長男が好きな遊びは川の生き物を探すことであり、今回も行ける限りの範囲を探索し川の生き物を探しました。


これまでの経験からきっとカジカはいるだろうと思い一生懸命探しましたが、今回は残念ながら見つけることができませんでした。


しかし、その代わりたくさんのヤマメやイワナの子供を見つけ、長男は大興奮でした。

カジカであれば網ですくって捕まえることができるのですが、すばしっこく警戒心がとても強いヤマメやイワナではなかなかそうはいかず、今回は結局箱メガネで水の中を泳ぐ姿を見るに止まりましたが、それでもその魚体の美しさは感動でした。


次回は渓流釣りの道具を持って伺いたいと思います。


ちなみに帰宅後地図で見てみると過去に2回訪れている南アルプス三景園オートキャンプ場の横を流れる大武川と今回の石空川とは水系が異なることがわかりましたがそのためか川の生き物の種類が若干異なっていたということなのかもしれません。


なお、あまり上手く撮れませんでしたが水中カメラで水中を泳ぐヤマメやイワナの様子を撮りましたでよろしければご覧ください。

映像が荒いためヤマメとイワナの区別がつきませんが箱メガネで水中を覗いたところ体長10-15cmくらいのヤマメとイワナが混泳していました。


(2) 自然の景色

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サイトからの写真1
サイトからの写真2
サイトからの写真3
サイトからの写真4

長男が次にあげたコビットの良いところは、ずいぶん大人びたコメントでしたがコビットを取り巻く森の自然や澄んだ川の水とのことでした。


これはまさに我が家族がこのエリアのキャンプ場に来る理由の一つですが、なんとも自然が美しいんですよね。


このエリアのキャンプ場に毎年来る理由はなんだろうと今回の滞在中に妻と話していましたが、最終的にはここ一帯の自然の風景の美しさではないかということで落ち着きました。


それを言葉にすると「空の広さ・青さ」であったり「澄んだ水が流れる沢とその周囲の自然の美しさ」ということになるのかもしれませんが、あまりに感覚的なものであるため正直言葉としてうまく表現できているとは思えません。笑


曇り空だった上にあまり腕もよくないためうまく伝わらないかもしれませんが、写真からその雰囲気を察してもらえればと思います。笑


6歳の次男

(1) 川探検


上記の通り長男は川遊びの中でも生き物を探すことに興味が強いのですが、次男はパパと一緒に川を上流の方まで探検に行ったことや、その途中で見つけた大量のおたまじゃくしが楽しかったと言っていました。なんとも子供らしくて可愛いですね。^^


コビットは、川の堰と堰の間にキャンプ場があるためまずはその間を探検しましたが、それだけでは飽き足らずわざわざ上流に移動しキャンプ場の外から川辺に降り、さらに探検しました。

なお、長男のところでご紹介したヤマメやイワナはこの上流部で見つけました。


ちなみにオーナーに伺った話では川の横の道をさらに上流に上がって行くと普通にクマが出たり、ヒルにかまれるとのこと、ちょっと怖いので今回はやめておきました。笑


川探検の様子を動画にまとめましたので、川の様子や雰囲気を掴んでいただけるかなと思います。

なお、動画はあくまでもキャンプ場からアクセスできる川の堰と堰の間のものになります。


(2) カブトムシ

カブトムシの写真

6歳の次男が次に楽しかったと言っていたのはカブトムシでした。

と言っても、別に捕まえに行ったり、罠を仕掛けて捕まえたわけでもなく、なんと普通に朝ごはんを食べていたら、我々がテントを張っているサイトに飛び込んできたのです。笑


それもオスのカブトムシが二匹も。笑


これまでに何度もカブトムシやクワガタを飼っては死なせてしまったため我が家族はもうカブトムシもクワガタも飼わないと決めていたため少し遊んですぐに放してあげましたが、こんな感じでサイトに飛び込んでくるほどカブトムシの数が多く、カブトムシたちを育む森が豊かということかもしれません。


ちなみにオーナーのお話では、このキャンプ場では随所で同じことが起きているとのこと、カブトムシやクワガタを求めてキャンプにくる家族も多いと思いますが、そういう家族にはさらに楽しみが増えるキャンプ場かもしれません。


(3) ブランコ

涸沼自然公園キャンプ場管理棟

もう一つ次男が楽しかったといっていたことがブランコです。

ブランコ?何?と言われる方も多いと思いますが、ただのブランコではなくハイジのブランコのようなブランコなんです。


ハイジのブランコってなんだ?という方もおられると思いますが、言うなれば高い木の高いところにある枝にブランコのロープをぶら下げた紐の部分がとても長いブランコです。

さらにブランコの振り幅に合わせて地面が傾斜しているため、一番高いところまで上がると空に飛び込んでいくような感じになります。


このブランコは子供向けの遊具がある「あそぼっと」というエリアにあるのですが、次男はこれを何度も楽しんでいました。ちなみに、後で聞いたのですが、長くやっていると酔うらしく酔いやすい子はやりすぎに注意が必要かもしれません。笑


私と妻

(1) サイト全体の美しさ

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サイトの写真1
サイトの写真2
サイトの写真3
サイトの写真4

これは妻と私の共通の意見ですが、とにかくサイトが綺麗なんですよ。

それは上述した「清潔」という意味もあるのですが、風景や雰囲気としての美しさ・綺麗さということです。


適度に配置された木々や岩により区切られたサイトで、木漏れ日を感じながら焚き火をしたりハンモックに揺られていると川のせせらぎが耳に入ってきます。そういう空気感や雰囲気全てがなんとも言えず絵になるというか美しいキャンプ場だと感じました。


我々が今回テントを張ったサイトは、7月にオープンしたばかりの「こびっとサイト」の奥から2番目のK-7というところでしたが、妻曰く他のサイトも全て見た中で一番良かったとのこと、あまり良い写真ではありませんが、サイト周辺を撮った写真をいくつか載せましたので参考になれば幸いです。


左上の写真は、こびっとサイトの奥から管理棟方向に撮った写真、左下は少し角度を変えた写真です。右上の写真は、今回我々がテントを張ったK-7サイトを前から撮った写真、右下はキャンプ場を南北に走る道路を管理棟方向に撮った写真です。


(2) マナーの良いキャンパー

これは妻が言っていたのですが、キャンパーのマナーがとても良いと感じたとのことでした。


キャンプ場のキャンパーのマナーが最もよく現れるのはゴミの扱いです。

マナーのあまりよくないキャンパーが多いキャンプ場では、炊事場に生ゴミが捨てられていたり、サイトの見えないところにゴミが捨てられていたりするのですが、こびっとは綺麗な状態を維持されているためか不適切なゴミの扱いを見ることはありませんでした。


また、消灯時間やサイトの横切りなどまさにキャンパーのマナーですが、こびっとではチェックイン時にキャンプ場として守るべきマナーをきちんと説明してくれることもあり、マナーが悪いキャンパーはほぼいませんでした。


もともと綺麗にされているところをあえて汚す人はいませんし、きちんと説明されれば分かる人が大半だと思います。また、コビットでは消灯時間以降にキャンプ場のご主人がキャンプ場を見回りされており、丁寧な掃除、チェックイン時のマナー説明、夜間の見回りなど手間がかかることを怠っているキャンプ場が少なくない中で、こびっとはそのような手間がかかることをきちんとされていることがキャンパーのマナーの良さに繋がっているのかもしれません。


(3) オーナーご夫妻のお人柄

これは他のブログでもよく書かれていますが、コビットを経営されているご夫妻のお人柄がとても良いのです。


奥様には、チェックイン時の受付をしていただきましたが、とても明るく元気な方でいつも笑顔で接して下さいました。

ご主人は大概管理棟の受付におられるので接点がたくさんありましたが、我々家族が何の気なしに話していることにも丁寧に回答してくださり、とても腰が低く、柔らかい感じの方でした。


また、子供が川でゴーグルを落としてしまったという話を管理棟でしたところ、キャンプ場の敷地外で落としたにもかかわらず「届いたら連絡します。」と言ってくださりました。さらに、チェックアウト時にもそれを覚えていてくださり、届いたら取っておいてくれると言ってくださりました。


キャンプ場の敷地外で落としていること、さらに川で落としているため流されている可能性が非常に高く見つかる可能性は低いのですが、それでも今回のように親切に接していただけたことからもご主人のお人柄の良さが伺えます。


今回のキャンプをまとめた動画


こびっとの良さを言葉で十分に伝えられているか自信がありませんので、滞在中に撮った写真や動画を集めたコビットを紹介する動画を作りましたので、よろしければこちらもご覧ください。なお、音が出ますのでご覧になるときはご注意下さい。


今回のキャンプを振り返って

サイトの写真

今回訪れたコビットというキャンプ場の魅力を改めて考えてみるとオーナーご夫妻のキャンプ、キャンパーに対する強い愛情があってこそではないかと思います。


つまり、オーナーご夫妻自身がキャンプを愛しているため、随所でキャンパーの気持ちを汲み取った行き届いた配慮を感じたということです。


具体的には、それぞれのキャンパーがリラックスして過ごせるように一つ一つのサイトを広く取っていることであったり、水はけと寝心地の良さにつながる砂利が敷き詰められたサイト、すべての蛇口からお湯が出る炊事場、24時間生ゴミが出せるシステム、管理棟で販売されているものの品揃えなど、どれも細かいところではありますが、キャンプ経験のある方であればこれがあったらいいなと一度は思うようなところが満たされているのです。


サイトの広さ一つとっても商業性の強いキャンプ上であれば敷地内にできる限り多くのキャンパーを入れたいと考えがちですが、今回我々がテントを張ったサイトなどはその広さが160㎡もあり、敢えて非常にゆとりのある割り当てをしている点はキャンパーの気持ちをよくわかっているなと感じます。


また、テントを張るサイトは芝生が良いと思われるかもしれませんが、実は芝生ではブヨが多く発生します。土の場合には、雨が降ると足場がドロドロになるため最悪です。その点、砂利であればブヨなどの害虫も非常に少ないですし、水はけもよく雨が降っても水たまりができることはほぼありません。実は今回が初めての砂利サイトでしたが、寝心地がとても良いという驚きもありました。


また、部分的にお湯が出るキャンプ場はありますが、すべての蛇口からお湯が出るキャンプ場はこれまでに見たことがありません。お湯が出ると何が良いのかといえばBBQなどをすることも多いキャンプではお湯が出ることで洗い物が楽になったり、秋口のキャンプには皿洗い時の水の冷たさはかなり堪えるためお湯が出るとかなり嬉しいのです。


さらに私の経験上、朝一など決まった時間にしかゴミが出せないキャンプ場が多く、特にカラスやサル、シカなどの野生動物を短に感じるキャンプ場では夕食時に出た生ゴミなどを翌日の朝まで野生動物から守らなければならず困っているキャンパーも多いと思いますが、24時間いつでもゴミが出せるコビットはキャンパーの気持ちをよく汲み取っていると思います。また、24時間ゴミを出せることがゴミを不適切なところに捨てる人が少ないことにも繋がっているのかもしれないなと感じました。


炭や薪を売っているところは多いですがキャンプ中になくなったり、使えなくなって困るもの、たとえば着火剤やチャッカマン、氷、魚を焼く串などかゆいところに手が届く品揃えであるだけでなく、とてもリーズナブルな価格で販売されていることに驚かされました。また、この辺りからもオーナーご夫妻のキャンプ好きを伺うことができました。


斯様にちょっと思い出すだけでもキャンプを愛する人だからこそ分かるキャンパーの痒いところに手が届くサービスがあるのがコビットの一番の魅力だと思います。


終わり