2年前にも伺ったことがあるCAMP MANAVIS。
あれから2年が経ちましたがその間諸々ありキャンプには行けず、今回は満を侍して2年ぶりのキャンプとしてCAMP MANAVISに三泊四日、年末年始を挟む日程で伺いました。(ちなみに前回訪問時のブログはこちら)
2022年末にキャンプに行けそうだということが分かってから予約を試みましたが基本予約が取れない人気のキャンプ場、やはりというか予想通りというか、予定していた日程では予約が取れず、、、しかし、子供達のサッカーの予定などを考えると日程変更できず、、、毎日のようにキャンセルが出るのを確認し、「一日空いた!」「後少し!」などと言いながら頑張った妻の努力が報われ、なんとか予約することができました。
しかし、予約できたのは海サイト。
口コミの情報などを見ると爆風でサイトが閉鎖になることもあるとのこと、、、、
Google MAPで見てみてる立地は海の真前、、、千葉、茨城方面でサーフフィッシングをする私としては確かに天候次第では爆風が吹きそうな場所だなと、、、
以前同じく海沿いに立地しており、今はもう閉鎖になってしまった白浜フラワーパークオートキャンプ場に伺った時にも夜中の暴風雨によりタープが傾くという経験をした我々の装備。
しかも、それはもう3年も前の話で私も妻もその分歳を重ねており、もう、夜中にオタオタしなががテントやタープを補強したくない、、、
ん〜ならばこれを期に強力なテント&タープを買ってしまえ!!
ということでコールマンのコクーン3というツールームテントを買ってしまいました。散財してしまった、、、、笑
そんなこんなで始まった我が家の2022−23年シーズンの年末年始キャンプですが、CAMP MANAVIS海サイトのご紹介、海サイトでの釣りに加えてなぜコクーン3にしたかなども含めてご紹介できればと思います。
と言う事で改めてになりますがCAMP MANAVISのご紹介からご覧ください。
この辺りは前回ブログをご覧いただければと思いますが、千葉県の南房総に立地するCAMP MANAVISですが、その前身は安房自然村と言う長寿の湯で有名だった温泉保養施設であり、その安房自然村が2019年の台風で倒壊、大きな被害を受け、その跡地にCAMP MANAVISが立てられたようです。
場所は館山の市街地から少し南に下りたところになり、目の前が布良漁港で歩いて10分くらいですぐ海と言う好立地になります。
自宅のあるさいたま市からは首都高・アクアライン・館山道のルートで凡そ140km、渋滞がなければ2時間弱で到着します。
都心からキャンプ場に向かう道路は南房総のメインの道路になりますので高速を下りてからホームセンター、スーパー、薬局、釣具屋さん、ユニクロなどないものはないんじゃないかと思えるくらいなんでもありますので薪や炭などの現地調達は全く問題ないです。
年末年始に南房方面でキャンプするのは今回で6回目くらいになりますが、やはり南房はかなり暖かく、日にもよりますが気温ベースでおそらく5−6度違うのではないかと思いますし、体感での差はそれ以上に感じます。
ただ、やはり朝晩は冷え込みますので暖房器具は必須です。
我々はテント内にホットカーペット、タープ内には薪ストーブを入れていますが、それで十分ではあります。
一方で風は日常的に強く、この時期は冷たい北風が吹くので風への備えは必須になると思いますので宿泊期間の風速と風向きを見た上でテントや焚き火台の設置位置を考えた方が良いと思います。
以前まではコールマンのテントとタープをジョイントして利用していましたが、前述した通り何度か強風によりタープがひん曲がってしまったことがあります。
ストームガードをしていてもそうなってしまいますので南房方面に行かれる時には頑丈なテント、タープ、ご家族で行かれる場合にはツールームタイプのものをお勧めいたします。
ちなみに今回三泊四日中天気は晴れ、風も非常に穏やかで、天候にはとても恵まれましたが、実はその前の週は風速10mを超える強風が吹き、海サイトは閉鎖になったとのこと、我々はかなりラッキーだったと思います。
管理棟のあるエリアから車で2−3分、徒歩でも10分くらいのところ海サイトはあります。房総フラワーラインを北から南に下っていく左側にCAMP MANAVISの管理棟エリアがありますが、左に曲がらず車で更に数百メートル進んだ右側にCAMP MANAVISの看板があり、その看板が立っている狭い通りを下っていくと突き当たりに海サイトがあります。下っていく道路はかなり狭く、3ナンバーの車一台でギリギリですのですれ違う場合には上がってくる方が下がる必要があります。
海サイトは全14サイトあり、その一画が北側の斜面を背に腰くらいの高さの柵で囲われています。
サイトは基本芝ですが、入れ替わり立ち替わりキャンパーが訪れる人気サイトですので芝が剥げているところなどもあり、そのため多少の起伏がありますが、その辺りは気にならない程度です。
しかし、特に側溝などがないこと、砂浜よりではあるが砂地ではなく土であるため雨が降るとおそらくそこに水が溜まり、ぬかるんでくる可能性があるかもしれないのでグランドシートは必須だと思います。
海サイトは森サイトと比べると全般的にかなり広く、最低でも100㎡、サイトによってはそれ以上の広さがあり、かなり自由に余裕を持って設営できると思います。
なお、今回我々は中でも最も大きなサイトを利用することができ、前述のコクーン3と車を入れても、その倍以上のスペースが余るほどでした。
電源は全てのサイトに装備されています。
炊事場は全て蛇口から温水が出る仕様で蛇口は3つ、その他に足洗い等で使える低い洗い場の蛇口が2つあります。
また、トイレ、シャワーが併設された小屋があり、トイレはウォシュレット装備、シャワーは二百円で使えます。
そして、そのどれも清掃がよく行き届いており清潔で不快に感じたことは一度もありませんでした。
ちなみに炊事場の横に電子レンジと自動販売機があり、ちょっとしたものを温めたい時や飲み物が切れた時などに便利な気の利いたサービスだと思います。
お風呂(温泉)・洗濯機は管理棟にありますし、管理棟に併設されている売店では、薪や炭、着火剤などキャンプの定番消耗品を完備、その他にも軽食、飲料、アルコール、氷などさまざまなものを取り揃えていました。
温泉の利用は最初にお金を払うと何度でも入れるリーズナブル料金設定(値段は忘れてしまいましたが大人3名、子供1名の四人家族で三千円くらいだったと思います。)
利用は順番制で管理棟で申し込み、空いていればすぐに入れますが、空いていなければ整理券を受け取り、空くのを待つ形になります。
ただ、電話番号を伝えておくと空いた時に電話を下さるのでそれほど不便には感じませんでした。
CAMP MANAVISにはとても広いドッグランがあり、ワンちゃんにも嬉しいキャンプ場です。我が家にも愛犬花ちゃんがおり今回のキャンプにも同行しましたが、リードから解放され、子供達と駆け回りかなり嬉しそうでした。
実は私は年間150釣行以上するヘビーアングラーであり、今回CAMP MANAVISの海サイトをとても楽しみにしていました。
なぜなら目の前はサーフであり、磯であり、サーフヒラメ、ヒラスズキが狙えるポイントが目の前にあるからです。
しかし、冬キャンプは暖房器具があること、着替えが嵩張ることから荷物満載であるため完璧な釣り装備を持ち込みことを断念、、、しかし、釣りは諦められない!ということで最低限装備で挑むヒラメサーフゲームで攻めてきました。
また、最近やたらと釣りにハマり出し、ヒラメサーフ初体験の小六次男も連れて出陣しました。
が、、、数日通算5−6時間トライしましたが結果ホゲました。笑
言い訳をすればビーチ自体が狭く狙いどころが限られていること、潮周りがあまり良くなく、いい潮が効いてきたなと思うとサーファー登場、、、笑、、、また、両サイドは岩場、中心部も所々海藻+岩場があり、底を狙うにもかなり注意が必要であることからかなり高難易度の釣り場でした。
しかし、そんな中でヒラメサーフ初体験の小六次男が数バイトを得ており、確実に魚はいたのだと思いますし、キャンプ場で少しお話をさせていただいた方が昨年同時期に55㎝のヒラメをあげたとのこと、、、う〜ん、今回はいろいろ勉強したので来年に期待です。笑
ちなみになかなか魚は釣れなかったのですが磯も含め周囲を探索したり、数投ではありますが磯の先端でルアーを投げてみましたがかなり潮通しがよく、流れが効いているのでヒラスズキや青物が回遊する可能性もあり、ロックショアゲームも成立する印象を受けましたのでこれも来年に期待。。。笑
立地として砂浜が目の前であることから海に沈む夕日や海から登る朝日がとても美しいです。また、天気が良ければはるか遠くに富士山を望むこともできます。
また、周囲に家も少ないこともあり明かり自体が少なく、夜は満点の星空が覆ってくれます。
これまではコールマンのタフワイドドーム+ジョイントタープで30回以上キャンプしてきましたが、この装備だと風が強いと倒壊寸前になること、また雨が降るとジョイント部から雨漏りがすることなど致命的な欠点がありました。
正直これまで風雨関係なくキャンプをしてきましたがよく耐えられたなと思います。笑
と言いながら実際はキャンプに行っても我々は基本サイトにおらず、川遊び、海遊びをしているため気にならなかったのだと思います。
しかし、今回は釣りも目的の一つではありましたが実はベースの家族皆のニーズとしてまったりサイトでくつろぎたいと思っており、そのためにはくつろげる装備が必要ということになった訳です。別な言い方をすると強風にヒヤヒヤしながら過ごしたくない、ということです。笑
新しい装備の要件は3つ。
・ツールームであること
・頑丈であること(風への強度、耐水性の両方)
・夫婦、高一男子・小六男子(二人とデカい)の家族四人が快適に過ごせる広さであること
Google先生やYouTube先生の情報を駆使し、選択肢に残ったのが同じ価格帯であるスノーピークのランドロックとコールマンコクーン3でしたが、最終的にコクーン3に決めました。
その理由は採光性と通気性+堅牢性が若干ではありますがコクーン3に軍配が上がったこと、そして、同じ価格帯にもかかわらずコクーン3にはフライヤーシートと跳ね上げ用のポールが付属しており、結果的に数万円分お得であることでした。
そして、今回使ってみましたが一言で言うと最高でした。
我が家のスタイルとしては言うことないテントです。
何が良かったのか、詳細はまた機会があればお伝えできればと思います。
2年前に伺った時にはまだそれほどでもありませんでしたが、今では予約がほぼ取れない人気のキャンプ場となったCAMP MANAVIS。
前回は森サイト、今回は海サイトと言うことで利用したサイトは異なりましたが、CAMP MANAVISは変わらず最高に楽しく、快適なキャンプ場でした。
設備の充実性・清潔さ、周辺環境を含めた利便性の高さ、景色の素晴らしさ、海の近さ、温泉、売店の充実性と全てが星3つ!と言いたいくらいハイエンド。
でも、私が最もご紹介したいことはスタッフの皆さんのホスピタリティーです。
電話での応対が素晴らしいこと、何か探しているとすぐに声をかけてくださること、温泉から上がってくると湯加減いかがでしたがの一声、などなど上げるとキリがないくらい、気を遣ってくださっていることを強く感じます。
コロナの影響もあり、アウトドア全般の中でも特にキャンプ人気が高まっており、初心者の方も多いのではないかと思います。
また、初心者が増えると知らないが故にマナーが悪いキャンパーも増えると思います。
そのようなマナーの悪いキャンパーに対応するためさまざまな形で工夫をしているキャンプ場をたくさんみてきました。
ルールでガチガチにしたり、無愛想になったりするキャンプ場が多い中、人気のキャンプ場にも関わらず2年前と変わらないスタッフの皆さんの高いホスピタリティーには感銘を受けます。
ヒラメが釣れた情報を教えて下さったキャンパーの方とも約束しましたが、来年も伺います!
そして、来年こそは釣りの腕を更に磨き、ヒラメを釣り上げ、正月にヒラメの刺身を家族みんなで食べたいと思います!笑
画像は海サイトから見えた初日の出、初富士の写真です。
皆さん良い2023年をお過ごしください!
終わり。
2022年12月30日-2023年1月2日
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