2019年から長男が中学生になり、次男はサッカーのクラブチームに入り、2018年までの三連休毎回キャンプが出来なくなった初めての年。
多忙な毎日の隙間を狙って2019年3回目のキャンプとして南房総にある白浜フラワーパークいってきました。
今回が今年3回目のキャンプと書きましたが今回を入れその二回が白浜フラワーパークさんであり大変お世話になっています。(笑)
前回は2019年1月の三連休だったのですが、そのときは滞在中通した暴風雨だったにも関わらずとても楽しかったので会員になっており、そのおかげで先行予約ができたため9月くらいには狙いのサイトを予約できました。
期間は12月28日から31日と一般的には大掃除をしたり、年末年始の準備や買い物をする時期ですが嫁さんがその辺りをほぼ全て事前に済ませてくれたため憂いなくキャンプに出発しました。
ちなみに前日まで次男のサッカーの試合があったり、なんと予約後にキャンプ滞在中である29日に次男のサッカーの試合兼蹴り納めが入ったためなんと29日の朝に千葉から試合会場の浦和に行き、試合後午後3時くらいにキャンプ場に戻るという荒業をやってみました。(笑)
とまあ、そんな2019年最後のキャンプでしたが、天候に恵まれ、再会、新たな発見などがあり、とても楽しい時間を過ごすことができましたのでご紹介させていただければと思います。
当日の天候は晴天、気温は通して10度前後でしたが、日中は15度近くまであがることもあり、今回のキャンプは非常に過ごしやすかったです。
夜の気温もそれほど下がることはなかったのですが海に面したサイトということもあり、風はそこそこの強さで絶えず吹いているため体感温度は少し気温よりは少し低めだと思います。
ただ、風がふきこまないテントやタープの中はまったく寒さを感じることはなく、タープの中で薪ストーブをたくとTシャツ、短パンでも問題ないくらいでした。
また、今回われわれ家族が滞在したサイトは白浜フラワーパークの中でも2区画しかないドックランサイトでしたが、周囲が腰の高さの木の柵で囲われておりそれが風除けにもなっていたためなおさら快適に過ごすことができました。
ちなみに愛犬花ちゃんのためにドックランサイトにしたのですが肝心の花ちゃんは繋がれることなく自由に動き回れる割にはあまりそのことに気づいていないのか、それよりはじめての場所にどきどきしてしまったのか、あまり楽しそうではなく、帰る日の撤収のときにやっとはしゃぎだしている感じでした。笑
設備、サイト、周辺環境などのキャンプ場の情報は2019年1月に伺った時に書いたこちらのブログに詳しく書いていますのでそちらをご覧ください。
昨シーズンにデビューした冬キャンプですが、2回目となる今シーズンはかなり手馴れてきましたのでどんな装備かご紹介です。
なお、現時点では大きな投資をせずに最小限の方法で快適に過ごす方法を探究したため、お金を掛ければ他にもいろいろな方法があることは念のためお伝えしておきます。
まず、基本的なところでテントとタープですが特に冬キャンプ使用のもの、薪ストーブに対応した仕様のものを選んだわけではなく夏でも使っている、しかもエントリーレベルの下記のものを利用しています。
テント:コールマン、タフワイドドーム300
タープ:コールマン、ジョインテッドスクリーンタープ
こちらのテントとタープをジョイントし2ルームにしています。
また、タープ内に薪ストーブを設置しており、そのため煙突ようの穴が必要なのですが、現在は写真のようにタープの出入り口の一辺の下部に脚立を設置し、脚立の下に煙突を通して対応しています。
氷点下になるような極寒の中でなければこちらでもそれほど問題はないのですが、見ての通り隙間だらけなので当然保温効果は低く、薪ストーブの火力が下がるだすとすぐに冷えを感じるため理想的とはいえないと思います。
また、実は薪ストーブおよび煙突の周囲はかなり高温になるため脚立のプラスティック部分が完全に溶けます。笑
脚立の機能含め実害は特にないのですが上述した保温機能を含めまだまだ改善の余地があるため来シーズンまでにはグレードアップしたいと思っています。
ちなみにテントの中はどうかといえば、こちらも特段高い寝袋を使っているだけではなくコスパがよい下記の感じです。
寝袋:コールマンエントリーモデルの寝袋
毛布:ニトリの暖毛布
マット:コールマンのエントリーレベルのマット
ホットカーペット:1万円以下のもの
エアマット:Logosインフレータブルマット(5mm)
冬キャンプのテント内は地面からの寒さで眠れないという話も聞いていましたが、冬キャンプ2回目ですが過去二回上記の装備で寒さを感じたことは一度もありませんので氷点下以下になるような極寒や雪中キャンプでもない限り十分かなと思います。
今シーズンが2度目の白浜フラワーパークでの冬キャンプになりますが、行く度にここでの冬キャンプが好きになり、その要素について少し整理してみました。
最も楽しみにしていることは海遊びです。
中でも磯遊びや釣りは海の生き物をとったり、釣った魚を食べたり、楽しさが広がるため一番楽しんでいることです。
しかし、昨年もそうですが磯遊びでは冬場であるせいか目に見えるところにいる生き物は少なく、網を持ち込んでみたり、罠を持ち込んで仕掛けたり、岩場の間に釣り糸を落として狙ってみたり、いろいろ試しているのですがなかなか納得のいく成果をまだ得られておらず、まだまだ戦術の見直しが必要の必要のようです。
一方昨年惨敗した釣りですが、今年は幸いなことに釣り情報に詳しいキャンプ場のスタッフさんからお話が聞け、釣果や狙える場所をお聞きしたおかげでメジナが少し釣れました。また、その他釣れる魚をきいたこともあり次回持ち込まなければならない装備もなんとなく分かったため次回は大きな釣果が望めるかもしれません。笑
とはいえ、白浜フラワーパークに限らずかもしれませんが冬キャンプの楽しみは大切な人たちとテントやタープという狭い空間を共有し、普段なかなかできないまったりしながらゆっくりといろいろ話をすることかもしれません。温かいコーヒーを片手にタープの中で子供たちや妻と話をし、その会話から改めて子供たちの成長を感じたり、嫁さんとゆっくりとこれからの子供たちのこと、これからの夫婦のことなんかを話し、感動したり、心が温まったりすることが忙しく過ぎていく日常の中ではないより貴重であり、大切なのものだと個人的には感じます。
今回で二回目の白浜フラワーパーク(冬だけですが。笑)ですが改めてその良さをお伝えしたくまとめてみました。
ちなみに最初の二つは前回の白浜フラワーパークでのキャンプブログにも書いてますね。(笑)
白浜フラワーパークは海から数百メートルの平地にあるためとにかくサイトからの風景が素晴らしいです。
視界をさえぎるものはない中で広い空と海が見えている風景はすごい開放感があり、そんな風景をバックに親しい人たちと過ごすひと時はとても絵になります。
私は個人的に都会より自然の中にいたいタイプではありますが、特に最近感じますが(年を取ったせいか。笑)開放感ある場所に自分を置くことは心理的なプラス作用が大きく、心理的によい状態になることで体の状態もよくなるように感じ、そういう意味ではヒーリングスポットともいえるかもしれません。
おそらく本キャンプ場の代表者だと思いますが、ご自分でもキャンプ場の様々な整備をされておられるためちょくちょく見かけるのですが、それだけではなく、毎日朝と夕方キャンプ場のサイトを一つ一つ声をかけて回っている方です。
必ず決まった時間もこられるためご自身のルーチンにされているんだと思いますし、きっと適切な、理想的な運営をするための重要な要素なのだと思いますが、なんて事のない一言二言の会話がボディーブローのように、そして無意識に安心感を与えているのだと思いますし、間接的には他のキャンプ場利用者も同様に安心感を感じているということはそれが他者への思いやりの気持ちをもつ余裕になったり、様々な相乗効果を生んでいるように感じます。
人としてもとても柔らかく、接しやすい方なのですが、それに加えて壁がない世界で複数の他人が共存するキャンプの世界ではいざこざも少なくないのですが、それを上手くマネージしているよねさんという存在もこのキャンプ場のとてもいいところだと思います。
実は白浜フラワーパークがある南房には私の母親の弟であるおじさんとその娘(いとこ)家族住んでおり、普段はなかなか忙しくて会えないため年末の忙しい中とは思いながら声をかけてみたところ数年ぶりにあうことができました。
いとこの子供たちも大きくなり、いとこも私の子供たちが大きくなっているのに驚くと同時に「なぜかかわいい~」といって涙ぐんでいました。笑
すいません、白浜フラワーパークやキャンプとは全然関係ないのですが、個人的にそんな楽しい再開もあったため思わず書いてしまいました。笑
ちなみにそのいとこのだんなさんが白浜フラワーパークのスタッフの一人とお友達ということが分かり、これまで得られなかった有益な釣り情報はその方から得ました。笑
そんな白浜フラワーパークですが、個人的にここを改良すればもっといいのになという点が1つあります。
それがサイトの水はけです。
白浜フラワーパークの地面は部分的に芝はありますが原則土であるためペグの刺さりがよく、しかも少し粘土質の土であるためペグの抜けも少なくよいのですが、雨になるとその良さがデメリットに変わり、足元が泥だらけになり、しかも水はけが悪いので結構長い時間大変なことになります。笑
芝生の整備は利用者としては嬉しいですが管理面では時間と労力がかかるためキャンプ場向きではないのかもしれませんが、小石を敷き詰めたりすると水はけもよく、小石であれば寝たときの違和感も少ないため個人的にはお勧めです。
ちなみにこれまでいったキャンプ場の中でもキャンパーが愛するキャンプ場として知られているKobittoは全サイトに小石を敷き詰めており、滞在中に雨も降りましたが足元に水がたまることもなく、そのためどろどろになることもなく快適に過ごせました。
ここで今回発見した新たなお店をご紹介。
今回久しぶりにあったいとこ家族と食事をしに行ったイタリアンなのですが、思いのほかよいお店で帰宅時にも立ち寄ったお店です。笑
何がよいかといえばとても雰囲気がよく、開放感があるおしゃれなイタリアンであると同時に味もよく、加えて料金がリーズナブルなのです。
都内で同じレベルのお店に行くとおそらく1.5倍くらいはすると思います。
ぜひ、立ち寄ってみていただきたく、こちらのお店もおススメです!
昨シーズンの冬キャンプは成人の日であったため年末にキャンプをするのは今年初めてでしたが、例年一年の汚れを落とすべく大掃除をしている時期にキャンプというのはちょっと罪悪感もありましたが、2019年は家族皆全力で駆け抜けた一年であったこともあり、自分を含めた自分へのご褒美ということで行ってきました。
行ってみた感想ですが、、、、
とにかく楽しい!
の一言でした。笑
楽しかった理由はこれまで記載してきたこと含め色々あるのですが、一番大きかったことは一年頑張ってきたことだと思います。
1年間苦しくともすべきことをただただ毎日確実にしていたことで、年末に思いっきり気持ちを解放することができたのでしょう。
そして、いた場所が気持ちを解放するのに最も適した場所だったのでしょう。
今回の色々な面で非の打ち所のないキャンプでしたが、一点だけ来年に向けての改善点は、日程でしょうか。
先にお話しした通りキャンプの中日に次男の試合会場である埼玉まで4時間かけて往復しており、その分キャンプを楽しむ時間が少なくなってしまいました。来年も次男の蹴り納めは29日になるようですので、来年は30日出発で年跨ぎキャンプに挑戦したいと思います。
最後の最後になりますが、今回訪れた白浜フラワーパークがある南房総は昨年の台風により大きな被害を受けた地域であり、キャンプ場に行く道すがら屋根にブルーシートをかけている多くの家屋をみました。
館山に住む従姉妹のご主人と話をしている時に伺った話ですが、なかなか復旧が進まない理由に、大工さん、車の修理工など対応者の不足があるようで、そのため被災した家を修復する大工さん、被災した車を修理する修理工の方は災害発生日から休みなくお仕事をされているそうです。
災害ボランティアや募金を送ってもなかなか復旧が進まない理由はその辺りにあるのかもしれません。
そんなことを感じた2019年最後のキャンプでした。
終わり。
2019年12月28日
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