主にGWから子供達の夏休みが終わるまでしかキャンプに行かない我が家族でしたが、過去数年は秋キャンプに挑戦することを誓い、準備を進める度に子供が病気になったり、私が大怪我をしたり、、、何かと秋キャンプから見放されていた我が家族でしたが、今年こそはと思い立ち、長男の友人家族3組と9月の三連休にキャンプに行く予定を立てました。
しかし、当日となり台風直撃、それも今年最大の台風直撃で行けず、、、、やはり、我が家族が絡む秋キャンプは祟られているのかと思いつつも諦めきれずに10月の三連休に改めて予定を立て、ようやく実現したのが今回のキャンプでした。笑
とはいえ、当日の午前中まで雨が降っている状況だったためサイトのぬかるみなどが気になるところでしたが、当日無事にキャンプを楽しむことができました。
今回はそんなキャンプのお話です。
休日にさいたま方面から千葉に向かうと大体首都高で大渋滞、アクアラインで大渋滞という経験があったため千葉方面は敬遠していましたが午前中は雨予報ということもあり、三連休の初日の朝8:30にさいたま市の自宅を出発し、首都高・湾岸道路・アクアライン・圏央道を経由し現地に到着しましたが全く渋滞がなく、2時間弱で到着しました。
チェックイン時間は13時ですが11時には現地周辺に到着したため少し早めの昼食をとったり、三家族で海遊びをする場所の下見などをしていました。
しあわせの丘リゾートキャンプ場は、しあわせの丘という名の通り小高い丘の上に立地しているキャンプ場でした。
受付横の小道を登っていくと坂道を登りきったところの右手にキャンプ場の管理棟があります。あとで知ったことですがこの管理棟内に露店風呂もあります。
そして、さらに進むと右手にちょっとした遊具がある広場とその奥に芝生サイト、そして左手には林間サイトとその林間サイトを取り巻くようにコテージが並んでいます。
今回我々は三家族でのキャンプでしたが一家族だけコテージ泊だったためコテージに最も近い角地を2サイトとっていただきました。(このキャンプ場はキャンプ場がサイトを指定し、客は指定できません。)
サイト数は芝生サイトで15-20、それぞれの広さは8mx8mくらいだったと思いますが車を停めてテントとタープを張る程度であれば十分な広さだと思います。
林間サイトは芝生サイトよりも数が多く40サイトくらいはあったと思います。広さは木が植えられている位置によりまちまちですが、狭いところでも8mx8mくらいはあるように見えましたので、芝生サイト同様車、テント、タープであれば十分な広さだと思います。ただ、下が土や草(雑草)なので雨が降ったあとはちょっとぬかるんでいる場所ができる点がマイナスポイントかもしれません。
比較的広いサイトではバレーボールしている方がいたり、木の植えられ方次第ではハンモックもいけるサイトもありました。
普段はコテージに泊まることがないため一般的にコテージとはどんな感じのものかよくわかっていないのですが、今回一緒にキャンプをした家族が泊まっていたコテージは冷暖房完備で部屋の中もとても清潔にされていました。
また、各部屋の前には木製のテーブルと椅子が四脚設置されているため寝具さえあれば泊まれる形になっており、アウトドア初心者にとっては入りやすい環境ではないかなと思います。
今回の我々のように複数家族でキャンプに行く場合には、テントやタープを張っているところに遊びに来て、そこで食事や焚き火なども一緒に楽しめますし、小さい子供たちはテント遊びなんかも楽しめるため大正解でした。
トイレや炊事場は全部でいくつあったのか分かりませんが、我々がテントを張った場所からも二箇所のトイレと炊事場が利用できました。位置が良かったのかもしれませんが、十分な数のサニタリー設備を備えているキャンプ場ではないかと思います。
トイレは洋式の水洗式ですが比較的清潔に保たれており、臭いなども気になりませんでした。また、各炊事場には一つだけお湯が出るところがあるためこれからの季節には嬉しい設備だと思います。
ちなみに三連休だったこともありキャンプ場はいっぱいでしたがコテージには空きが少しあるようでした。
キャンプ場ではそれぞれ独自のイベントを開催しているところも多いですがこちらのキャンプ場も夕方になると紙飛行機飛ばし大会・じゃんけん大会が開催され、多くの子供連れ家族が参加していました。もちろん我々三家族も参戦し一家族が商品のお肉をゲットしました!
おそらく日によって違うと思いますがこのイベントは我々が宿泊した日程では確か夕方の四時半から五時くらいの間に開催されていたと思います。
また、この広場で夜には花火を楽しむことができ、多くの方々が花火を楽しんでいました。
キャンプ場内にお風呂があるキャンプ場自体それほど多くなく、場内にない場合には車で近くの銭湯などに行かなければならないのですが、しあわせの丘リゾートは場内にあるため時間が有効に使えてとても助かります。
私は小学校5年生と1年生の男の子達5人と一緒に入ったためゆっくりとお風呂を楽しむことはできませんでしたが(笑)露天風呂なのでとても開放感があり良かったと思います。ただ、洗い場の数が4-5個しかないため混雑時には少し並ぶこともあると思います。ちなみにイベント終了時に入った初日は少し並びましたが、翌日はイベント中に入ったためほぼ貸切状態でした。
しあわせの丘リゾートを利用した感想は、我々もそうでしたが子連れのグループキャンパーがとても多く、複数家族でサイトを連結して楽しんでおられる方々がたくさんいました。そういう意味では一家族でのキャンプやソロキャンパーにとってはちょっと利用しづらいキャンプ場かもしれません。
一方で先述したイベントもそうですし、炊事場やトイレがたくさんあること、お風呂があること、コテージが併設されていることなど利便性が高く複数グループ、特に子供が小さい家族グループが気軽にキャンプを楽しめるキャンプ場だと思います。
しあわせの丘リゾートは勝浦市にあるため勝浦周辺の観光施設や遊び場所を楽しめることも魅力の一つだと思います。
今回我々は三家族で遊ぶに来ましたが、小学五年生が4人(男の子)、小学一年生が2人(男の子・女の子)・幼稚園年長が1人(女の子)という構成だったため五年生のお兄ちゃん達が楽しめそうな遊び、一年生・年長さんが楽しめそうな遊び、男の子が楽しめそうな遊び、女の子が楽しめそうな遊びとキャンプ場選びの時点からかなり悩みましたが、勝浦周辺であればどんな子供でもそれなりに楽しめる磯遊び、五年生のお兄ちゃん達が楽しめそうな釣り、小さな子供達が楽しめそうなかつうら海中公園もあるためなんとかなるだろうということでしあわせの丘リゾートを選びました。
キャンプ初日は設営などがあり遊びに行きませんでしたが翌日は朝からフル活動でした。笑
せっかく勝浦に来ているのだから三大朝市に挙げられる勝浦朝市に行きたいというママさん達の要望もあり、朝早々に支度を済ませ、朝食と取るべき朝市会場に向かいました。
私自身は勝浦の朝市は二回目でしたが、以前は時間が遅かったこともあり、あまりきちんと見たことがなかったため今回は少し楽しみでした。
朝の8時前に会場に到着しましたが、すでに周囲にはたくさん車が停まっており、会場から少し離れた無料の駐車場も半分くらいうまっている状態でした。
到着してから各自がお腹を満たすべく三々五々朝市の中に散っていきました。笑
私は小学一年生の次男と行動を共にし、いなり寿司やツブ貝の串焼きをいただき、次男はたこ焼きを食べました。その他のメンバーは勝浦の朝市ではちょっと有名らしいわらび餅やさんが汁を食べたりし、勝浦の朝市をお腹いっぱいに楽しみました。笑
ちなみに事前情報によると朝市ではわらび餅がうまいとのこと、我々家族も食べてみましたが、ちゅるちゅるして確かに美味でした。
もう少し地元の新鮮な魚介などが楽しめるものと思っていましたが、朝市に並んでいるものは観光客目当てのお店(わらび餅、たこ焼き、パン屋、串焼き屋など)もしくは地元の野菜を販売しているお店が大半であまり「勝浦の朝市」という感じではなく少し残念でしたが、おそらく前日まで海が時化ていたこともあり漁船が漁に出なかったことも影響しているのではないかと思いますので次回機会があればもう一度来てみたいと思います。
お腹いっぱいになった我々グループが磯遊びを目当てに次に向かったところは守谷海岸です。
守谷海岸は、勝浦港から少し南に下ったところにある小規模な海岸です。夏場にはたくさんの海水浴客が訪れ、それ以外の時期はサーファーが多く集まる静かな海岸です。
もしかして、ご存知の方もおられるかもしれませんが、実は守谷海岸の南端に守谷港という小さな漁港があり、その一番奥が小さな磯場になっており、ちょっとした磯遊びを楽しめます。
ちなみに守谷海岸のマップはこちらです。
また、さらにその奥へ進むと岩山をくり貫いたような道があり、そこを抜けていくとちょっと開けた磯遊びがあり、今回はそこで磯遊びを楽しみました。
そこには海水のプールになっているところが数カ所あり、そこにたくさんの小魚やカニがいるため子供達の磯遊び場にはちょうど良いと思います。
今回我々は網や小さな釣竿を持ち込みハゼなどの小魚を釣ったり、釣り用の餌で大きなカニを狙うなどし半日楽しみました。
その後昼食を取りがてら移動し小学五年生のお兄ちゃん達の目当てである釣りを楽しむため興津漁港に向かいました。
釣具屋さんのおじさんなどと話をし色々情報収集したのですが、この日は前日までの時化の影響から海中にゴミが多いことや時化の影響がまだ少し残っているため風が強く、海釣りをするには最悪のコンディション、、、個人的には嫌な予感がしましたが、我々にはこの日しかないためとりあえず最も魚が釣れる可能性が高そうな場所を探しました。
元々は誰にでも簡単に楽しめるサビキ釣りでアジを狙うつもりでいましたが、釣具屋さん曰く「釣れたら奇跡」という感じ、、、、じゃあ、何が釣れるの?と聞くと「チョイ投げでキスかな」との話だったので、あまりコンディションが良くない中でも投げ釣りがしやすそうな興津漁港を選びました。
釣りを始めた場所は興津漁港の入り口付近にある興津海浜公園前の小さな防波堤ですが、釣り場に到着したときには何人かいた釣り人がどんどん帰ってくる状況、、、これはまずいなという私の予感が確信への変わっていきました。。。
しかし、子供達は釣りがしたくてしょうがないので腹をくくり釣り場へ。(笑)
早速投げ釣りを始めてみるとやはりちょっと初心者には敷居が高く、あちこちで餌であるアオイソメ(ミミズとゲジゲジの間の子のような虫で投げ釣りにはよく使われる釣り餌)をつけられない、投げたら明後日の方向に行って絡まった、仕掛けがなくなったなどなど、、、予想通りの展開に。(笑)
それでもみんな一生懸命がんばりメジナの子供やフグなど数匹を釣り上げました。
本当は食べられる魚を釣らせてあげて、それを夕食にみんなで一緒に食べたかったのですが、そうはうまくいきませんね。。。^^;
ちなみにお兄ちゃん達が釣りをしている間に女の子たちはかつうら海中公園の海中展望塔でお魚達をみてきたようですが、こういう形で別れて行動ができるのもグループでキャンプに行くメリットとして大きいなと思います。
今回のキャンプは初めての複数家族でのグループキャンプでしたが、長男・次男の仲のよい友達のご家族でもあったため本当に楽しい時間を過ごせました。
特に普段あまり接することのない子供達の友達のお父さんやおかあさんと色々話ことができ、互いに人となりを知り合えたことはいろいろな人の目の中で子供達を育てる環境作りにも一役買うのではないかと感じました。
今回は始めてだったためまだ互いに本音が言える関係ではないですが、こういう機会が増えることにより関係が深まれば互いにいろいろなことを相談しあえる関係にもなっていくのではないかと感じました。
また、自分の親以外の大人に子供達が接する機会を持つことで子供達が得ることも多いように感じます。それはその子供の性格や家族環境にもよると思いますが、とかく自分の家族しか見えない子供にとって他の家族の親と子の関係や父親や母親のあり方などをみることでその子が大人になったときにイメージする親像、大人像に様々なバリエーションができ、親・大人としての幅が広がるのではないかと思います。
そんなことを感じる今回のキャンプでした。
2017年10月07日
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