11月の三連休におそらく今年最後になるであろうキャンプに行ってきました。
ブログを書いている今はキャンプを終え、およそ3週間が経ちましたが楽しいキャンプシーズンが終わってしまうのは毎年ながらなんとも寂しいものです。。。
今回も前回同様子供達のお友達2家族と一緒にキャンプに行っており、大人5人、子供7人という総勢12名なのでキャンプ中は全く感傷に浸る余裕はありませんでしたが、、、^^;
ということで今回は埼玉県秩父市の秩父巴川オートキャンプ場での秋キャンプについてお伝えいたします。
秩父巴川オートキャンプ場はその名前の通り埼玉県秩父市にあります。
私が住むさいたま市からであれば同じ埼玉県内なので近そうに見えるのですが実は距離にして60km。しかも高速がうまく使えないため渋滞なしでも1時間半以上、行楽の季節などは普通に2時間かかるような距離にあります。
さいたま市から行く場合には関越自動車道を一部使うルートと16号・299号でひたすら下道を通る方法があります。
今回我々家族は下道をひたすら行き、友達家族は一部関越道路(花園ICで降りる)を通るルートで行きましたが、結局正味時間はそれほど変わらず共に2時間くらいかかりました。
秩父は一部紅葉程度でしたがもっと北のほうが紅葉シーズン真っ只中だったため関越道が多少渋滞していたためほぼ同じくらいの正味時間になりましたが、実は299号がかなり混雑するためそれを避けるという観点でいれば関越道経由の方が良いかもしれません。
つまり、
下道ルート:299号がオールシーズン混む
関越道ルート:299号を回避できるが関越自動車道が混む
なので関越道が混まないタイミング・時期であれば関越道ルートの方が早く、ストレスがないと思います。
このキャンプ場は秩父鉄道影森駅のものすごく近くにあり、さらに影森駅の横を国道140号が通っているためキャンプ場の周辺とは思えないほどお店がたくさんあり、とても便利です。
ファミリーレストランやコンビニ、スーパー、ドラッグストア、ホームセンターと本当に車で5-10分程度のところにあるため買い忘れがあったり、子供の着替えが欲しいときなどどんな状況にも耐えられます。
また、病院もすぐ近く(車で5分程度)にあり利便性がとても高いキャンプ場です。
一方で上記のマップからも分かる通りこのキャンプ場は荒川が湾曲したところにあるのですが、この湾曲したエリアは実は周りより一段低いエリアになっており緑や川などの自然に囲まれているため静かで、とても雰囲気のあるキャンプ場になっています。
今回伺って最も強く感じるこのキャンプ場の良いところは、この利便性と自然な雰囲気が両方得られることではないかと思います。
今回我々グループはオートキャンプサイトの一番端の34,35,と常設テントのT5を利用しましたがこのキャンプ場は大きく分けてリバーキャンプサイト、オートキャンプサイト、キャラバンサイトに分かれています。
サイトの広さを平均するとおそらく
キャラバン>リバー>オート
になると思いますが、プライベート感で言えば
リバー>オート>キャラバン
になると思います。
また、利便性で言えば
キャラバン>オート>リバー
になると思います。
ただ、オートキャンプ場といっても実は場所によりかなり広さが異なり、今回我々が利用した34,35など一番端の方がとても広く目測ですが150㎡くらいはあったのではないかと思います。
しかし、東屋がキャンプ場のほぼ中央にあるため洗い物やトイレなどの利便性が低くなります。
つまり、簡単に言えば利便性(東屋からの距離)と広さの両方を優先するのであればキャラバンサイト一択。しかし、プライベート感はほぼないです。
プライベート感、サイトの広さを重視するならリバーサイトかオートキャンプサイトの端が狙い目。ただ、トイレとか洗い物が少し手間になる、という感じかもしれません。
ただ、今回我々が利用させてもらった34,35はトイレがすぐ隣にあり、手洗いや歯磨き程度であれば気にせず利用できる炊事場がすぐ横にあったためプライベート感、サイトの広さ、利便性のバランスが取れており、我々は大満足でした。
ちなみに東屋の炊事場は欲を言えばお湯が出れば嬉しかったと奥様方が話をしているのを聞きました。
また、サイト横の炊事場は蛇口とシンクが一つしかないので中々洗い物等で占有するのも申し訳なく感じたらしく奥さん達はキャンプ場ほぼ中央にある少し距離のある東屋まで毎回行っていました。
キャンプ場は基本的に自然に囲まれたところにあることから回りに何もないところに立地していることが多いですがこの秩父巴川キャンプ場は車で5分も行くと何でも揃う利便性がありながら、キャンプ場自体は静かで自然に囲まれた環境を兼ね備えている点が秩父巴川キャンプ場の最も良いところではないかと思います。
キャンプ場から車で5分程度のところにベルク(ベルク影森店:http://www.belc.jp/shop/index.php/shop_list/detail/46)というスーパーがあり、その同じ敷地にファッションセンターしまむら(しまむら影森店:https://www.shimamura.gr.jp/shop/map_detail_2496.html)が、マツモトキヨシ(マツモトキヨシ影森店:http://www.shufoo.net/pntweb/shopDetail/103852/)があります。また、140号線の逆方向ですが同じような距離にカインズホーム(カインズホーム秩父店:https://map.cainz.com/map/164)というホームセンターがあります。
今回運動靴を履かないと遊べないフォレストアドベンチャーが目当てで来たのですがいつもの癖でクロックスでキャンプに来てしまったので、運動靴を買う店を探していたところ東京靴流通センター(東京靴流通センター秩父:https://www.chiyodagrp.co.jp/map/shop_detail.php?m=dtl&sn=18337)が同じく車で5分程度のところにあり、そこで購入しました。
また、車で10分程度走った西武秩父駅前に「温泉際の湯」がありお風呂にも困りません。
その他眼鏡屋さん、ファミリーレストラン、コンビニなどなど数え上げればきりがない数のお店が車で5-10分程度の距離にありますが、同時に自然溢れる雰囲気も味わえる秩父巴川キャンプ場は初心者には最適なキャンプ場の一つではないかと思います。
今回は秩父の紅葉には少し早い時期でしたが部分的に色が変わっており、それがなんとも良い雰囲気を醸し出していました。
また、キャンプ場から山並みが望め、その山並みと部分的に紅葉した木々がとても素敵な景色を作っていました。
ただ、朝晩は5度くらいまで気温が下がるため焚き火は必須ですし、理想的には電源サイトを利用しテント内でホットカーペットが使えると良いと思います。
今回我々は電源サイトではなかったのでテント内の寝具を多目に持っていきました。
それでも朝になると足先の冷えを感じる寒さなので十分な対策をされることをオススメします。
ちなみに我が家のテント内装備はこんな感じです。
布製のマット→インフレータブルマット(4mm)→敷寝袋→掛寝袋+長袖長ズボンのフリースと靴下
また、それだけ冷えますので湯冷めを避けるためお風呂に入らず焚き火で温まった体のまま寝るのもありだと思います。
実際われわれは今回そうしましたが、日中涼しいためほとんど汗もかかないため全く不快感はありませんでした。
事前情報はありませんでしたがキャンプ場のすぐ横を川が流れているためもしやと思っていましたがやはり魚が釣れました。
ハヤという川では比較的ポピュラーな魚で全国の川にいると思います。
場所にもよりますが釣れる場所では体長10cmくらいのその稚魚がバンバン釣れました。
仕掛けは4mくらいののべ竿に浮きとヤマメ釣り用の針にブドウ虫という単純なものです。
実は他の方が釣りをされているのを拝見し、それを真似たのですが、その方は大量に釣りキャンプ場の居酒屋でてんぷらにしてもらったそうです。(キャンプ場の居酒屋については後述します。)
秩父巴川オートキャンプ場の大きな特徴の一つがキャンプ場内に居酒屋があることです。今はグランピングなどキャンプをおしゃれにする流れの中でいわゆる赤提灯がキャンプ場の中にあり、それが夜の暗いキャンプ場の中で赤々と周りを照らしている様子は風情があり、私は嫌いではありません。
また、この居酒屋の前では大きなドラム缶で焚き火が焚かれているため暖をとるために人が集まり自然と会話が生まれる交流の場にもなっており、あまり他のキャンパーとの交流が少ないキャンプライムにあってはかなり稀有な体験ができるキャンプ場だと思います。
ちなみに居酒屋では鮎の塩焼きなど川魚料理や鹿肉などのジビエ料理がメインで振る舞われており、好みはありますが個人的にはとても興味をそそるメニューでした。
今回私は鮎の塩焼きと大将オススメのヤマメの甘露煮をいただきました。
オススメのヤマメの甘露煮は一切水を使わずお酒だけで4時間以上煮込んだということでいただきましたが、かなり絶品でした。
また、上述した通り川で釣ったハヤを調理してくれたりもするので(もちろん他の料理を注文したからですが)夜の食材を用意せずに居酒屋で済ますのも一手かもしれません。
以上、今回は秩父巴川オートキャンプ場を訪れましたが実は今回のキャンプはフォレストアドベンチャーがメインでキャンプ場にはそれほど期待していなかったのですが行ってみると雰囲気といい、釣りができることといい、キャンプ場内に居酒屋があることといい、なんともいいキャンプ場でした。
しかも、車で5分も走れば何でも揃う利便性もあるし、周囲には観光スポットやフォレストアドベンチャーなどの遊びスポットもあるので子供連れにはかなりオススメのキャンプ場かもしれません。
ちなみに余談ですがこのキャンプ場はおじさん友達3人が経営するキャンプ場とのこと、チェックイン時にそのおじさんたち三人が出迎えてくれるのですが、こなれておらず素朴な感じなんですが優しい雰囲気があるおじさんたちでした。笑
このおじさん達3人にもストーリーがありそうなので次回伺う機会があれば是非聞いたみたいと思います。
以上
2017年11月03日
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