大原オートキャンプインそとぼう 2018年秋

〜朝市、釣りキャンプを楽しむ!〜

2018年9月22日

今回の千葉のキャンプ場に行ってきました。

狙いはズバリ海釣りキャンプですが、実は同じ千葉の九十九里エリアのキャンプ場に以前の海釣りキャンプにきたことがありますが、その時は全く釣れなかったため、実はあまり期待せずに伺いました。


結果はこの後を読み進めていただければ分かりますが、期待以上の結果でした。


ということで、今回のキャンプは釣りという意味でもキャンプライフという意味でも期待を上回る体験についてみなさんにご報告したいとおもいます。


キャンプ場の基本情報

アクセス


自宅のあるさいたま市からは三連休の朝10時に家を出て、現地に着いたのは13時くらいでしたので約3時間で現地に到着しましたが、帰りは2時間半弱で自宅に着きましたので三連休など渋滞がないタイミングであればおそらく3時間もかからないとおもいます。


ちなみにルートは、首都高5号線から首都高6号に入り、そこから湾岸線、東関道、千葉東金道路、九十九里有料道路です。


大原オートキャンプインそとぼうリンク:https://oohara-ac-inn.jimdo.com/
千葉県いすみ市深堀1831
電話:0470-62-8277

キャンプ場について

キャンプ場の画像

今回伺ったキャンプ場が「大原オートキャンプインそとぼう」ですが、実は数ヶ月前に一度予約をさせていただき、その時は台風でお邪魔できません。

大原オートキャンプインそとぼう」さんは実はキャンプ場でもかなり珍しいルールを適用されており、キャンセルすると一年間有効な宿泊券を送ってくれるのです。

この仕組みは、これまで30近いキャンプ場にお世話になってきましたが、みたことがない仕組みです。

しかし、今改めてこの仕組みを考えてみるとなんとも理にかなった仕組みだと思います。


キャンプ場の利用者はキャンプをしたいが台風など天候が荒れている時にはキャンプライフを十分に楽しめないためキャンセルをしたい、しかし、キャンプ場としてはその反面出来る限り利用してほしい。ここで双方の利害が相反し、どのキャンプ場も悩むポイントに行き着くわけですが、大半のキャンプ場は、その後のお客様への影響を踏まえ、甘んじてキャンセルを受け入れる、もしくはキャンセルチャージを科すことになるかと思います。

しかし、どちらの方法にしてもどちらかが我慢しなければならない訳です。


しかし、宿泊券を送るという「大原オートキャンプインそとぼう」さんの仕組みはその問題を宿泊券という形で解決しているのです。

そして、その宿泊券を利用して今回我が家族はキャンプ場を利用させていただき、しかもとても過ごしやすいキャンプ場だったため今こうやってブログを書いています。


今回はそんな「大原オートキャンプインそとぼう」とその周辺のアトラクションについてご紹介いたします。


予約方法

大原オートキャンプインそとぼうさんは実は今では当たり前のWeb予約を行っておらず電話のみで予約を受け付けています。そして、電話予約後ハガキが届く仕組みになっていること、さらには全額事前振込であること、さらにはグループキャンプは基本お断りな点が他のキャンプ場と大きく異なる点だと思います。

一見すると不便と感じますし、その結果予約があまり入らないのではないかと思われますが、このキャンプ場は非常に人気が高く、結構リピーターが多く、サイトの使用率はかなり高いです。


物事には必ず理由がありますので何故なんだろうと考えて見ましたが、私が行き着いた結論は、非常に戦略的にキャンプ場運営をされているという事でした。


その辺りの話はこのキャンプ場の運営方法などをご紹介しないと伝わりにくいため一番最後に記載したいと思います。


チェックイン・アウト、時間

ルールの画像

チェックイン時間は一般的なキャンプ場と変わらず13:00からチェックアウト時間は11:00と少し遅めです。

チェックイン後はオーナーからキャンプ場利用にあたっての注意点説明が20分ほどあり、そこでゴミ捨てのルール、消灯時間、焚き火の注意点、困ったときの対応、買い物などの周辺のお店情報、周辺での観光情報などなどかなり広範囲に教えていただけます。


このようなシステムを取っているキャンプ場はこれまでたくさんのキャンプ場を経験してきましたが他には北軽井沢スイートグラスしか知りません。


これまでたくさんのキャンプ場でのキャンプを経験する中でキャンパーのマナーの悪さが辟易することがとても多くなりました。また、近年はマナーの悪いキャンパーがとても増えている気がします。

炊事場に平気で生ごみを放置していく方、サイトの死角にゴミを放置される方、直火禁止の場所で直火で焚き火をされる方、消灯時間後も酔っ払って大きな声で話している方、などなど他のキャンパーを顧みない方々が非常に増えてきている気がします。


この一つの要因が最近急激に増えたキャンパーがキャンプそのものの基本的なルールをわかっていないことがあるのではないかと感じており、そのため大原オートキャンプインそとぼうさんや北軽井沢スイートグラスのようにきちんとキャンプ場での過ごし方を事前に伝えることは非常に重要だと感じますし、チェックインしてすぐに設営し、キャンプを開始したい気持ちの中で20分座学のようなお話を聞かなければならないのは煩わしいという気持ちも分かりますが、私個人はこのシステムには大変共感します。


広さ、特徴

サイトマップの写真

キャンプ場は大きく三つのエリアに別れており、どのエリアも海岸線のそう形で配置されています。

砂浜にはキャンプ場と海岸線を仕切っている防風林を横切るキャンプ場の中央にある小道を進むこと約3分で到着し、そこには左右に続く広い砂浜が広がります。

パッと見た感じでは各エリア10サイトくらいあったように記憶していますがお客さんを割り振るときに配慮していただいているようで一区画あけてサイトを割り振っていただける上に一つ一つのサイトがとても広いためプライベート感はかなり高いです。


各サイトの広さは場所により多少の違いはあれど100㎡以上はあると思います。また、芝生サイトですので夜はかなり気持ちいいです。


気候、天候など

天気予報の写真+防風林の写真

砂浜まで徒歩3分の距離にありキャンプ場ですのでいくら防風林があるとはかなり海風が強いです。

私は海釣りをするため釣りに行くときには風速の予報なども見るため何となく風の強さが分かりますが、おそらく平均的に風速4-8mくらいは吹いているように感じました。

これはあくまでも平均なので瞬間的には10mを超える風が吹くときもあるためタープなどを止めているペグが抜けてしまうくらいの強風が吹くこともありましたので風対策は十分され、キャンプに望むことをお勧めします。


ちなみに大原オートキャンプインそとぼうのオーナーがチェックイン時の注意事項説明で教えてくれた風対策として自転車用の荷物を止めるゴム紐(30cmくらいの短いもの)を自在ロープとペグの間でつけるとそのゴム紐が風を吸収してくれペグが簡単に抜けないそうです。


実際オーナーさんの設営されていたタープにはそのゴム紐が利用されていましたので効果が高いと思います。また、それほど高いものでもないので4−5本持って行くといいかもしれません。


今回伺ったのは10月初旬のまだ暑さがのころ時期で最高気温が26度、最低が20度を割るくらいでしたが風のためかあまり暑さを感じることなく快適に過ごすことができました。


設備/水回り

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設備の写真1
設備の写真2
設備の写真3
設備の写真4

設備について下記に詳しく記載しますが全般的に高規格かつ非常にこまめにオーナーご夫婦が掃除されているためとても清潔に保たれています。

キャンプの心地よさを決定づける要素の一つが炊事場、シャワー、トイレなどの水周りですが、写真を見ていただければわかると思いますが炊事場は新品のようにピカピカで清潔ですし、全ての蛇口からお湯が出ますのでかなり高規格と言えると思います。


シャワー、トレイ

コインシャワールームは4室あり、200円で6分利用可能ですが中も清潔に保たれていましたしシャワーの水圧も申し分ないです。

ちなみに6分は短いなとお感じの方もおられるかもしれませんが、体を洗っている最中は止められるため親子二人で何度も入りましたが毎回3分以上余ってしまい、最後は自分でシャワールームを掃除していました。笑


男性用トイレは小が2つ、大が2つ(和式と洋式)が完備されており洋式はウォシュレット完備。オーナーご夫婦がこまめに掃除されている光景を何度も拝見しましたが、そのおかげでトイレも炊事場と同様いつもとても清潔に保たれています。


展望台

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展望台の写真1
展望台の写真2
展望台の写真3
展望台の写真4

大原オートキャンプインそとぼうさんにはキャンプ場のほぼ中央にキャンプ場を見渡せる高さ5mくらいの展望台があります。


これまで伺ったキャンプ場の中に展望台がありキャンプ場もありましたが、とって付けたようなものが多く、高い台ではあるが決して展望できるものではないものであったり、見える景色もそれほど感動を覚えないものであったり、あまり良い印象がなく、期待をせずに長男と散歩がてら行ってみましたが、意外や意外、結構よかったです。


キャンプ場を一望できるため全体を歩き回らなくともキャンプ場の全体像が把握でき、次回はあの辺りにテントを張ってみたいな〜とか妄想することができました。また、海、水平線と海岸線が一望でき、その景色の爽快感はかなりのものです。


大原オートキャンプインそとぼうに伺うことがあれば夕飯前などのちょっとした空き時間に寄って見ると爽快な気持ちになれ、おすすめですよ。


管理等

売店の写真

後述しますが歩いて5分のところに薬局兼釣り具・アウトドアショップ(ヤックス)があり、そこでなんでも揃ってしまいますが管理棟で薪、氷などすぐ欲しいなというものは購入できます。


何よりも管理等にいつもオーナーご夫婦のどちらかがおられることがとても安心ですし、気軽にお声がけいただけるので周辺の情報をもらえたり、我が家は犬を飼っているので妻はオーナーの奥様とけっこうワンチャン話で盛り上がっており、そういう気さくに話ができるオーナーご夫婦の存在がとても素敵だと思います。


ドッグラン

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展望台の写真1
展望台の写真2
展望台の写真3
展望台の写真4

上述した展望台の近くに8m四方ほどの広さのドックランがあります。我が家の愛犬花ちゃんもここでボール遊びを楽しみました。花ちゃんは実はここがドックランデビューだったのですが長男とボール遊びを思いっきり楽しみ、とても楽しそうでした。笑


周辺環境

買い物

上述したとおりヤックスが徒歩圏内にあるのは本当に便利です。我が家族も急遽ポン酢が必要になったときに買いに行きましたが大変助かりました。ちなみにこのヤックスは土地柄なのか釣り具、釣り餌、アウトドア用品も売っているうえになんと24時間営業なんです!キャンプ場自体は夜の7時以降車の出し入れ禁止ですが歩いて出ることはできるため困ったときには夜中でも徒歩圏内で必要なものを購入できます。

また、車で10分ほど行くとカインズホームというホームセンターがありますし、その隣にはベイシアという大型スーパーもありますので、買い物環境としては言うことがレベルです。


ヤックスドラッグ大原リンク:http://www.yacs.jp/home/guide/search/cb-oohara.html
〒298-0001 千葉県いすみ市若山46-1
電話:0470-64-0030

カインズホームリンク:https://map.cainz.com/map/265
千葉県いすみ市日在274
電話:0470-60-5111

ベイシアリンク:https://www.beisia.co.jp/store/いすみ大原店
〒298-0002 千葉県いすみ市日在41
電話:0470-63-2888

大原海岸

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海岸の写真1
海岸の写真2
海岸の写真3
海岸の写真4

キャンプ場のすぐ裏手が左右に大きく広がり海岸線になっています。海岸ではサーフィンが有名なのかサーファーがとても多く、そのためか釣り人はあまり見られませんでした。(数名?) 最終日の早朝に愛犬花ちゃんと一緒に海岸線を少し散歩しましたが朝日がとても美しく、気持ちの良い1日をスタート出来ました。


大原漁港

キャンプ場から歩いて20分程の所に大原漁港があります。

大原漁港はタコと伊勢エビが有名らしく、周辺にはたこ焼き屋などタコを使った料理屋や伊勢エビをうたった料理屋が多く目に入りました。


漁港自体には今回は朝市で伺っただけでしたが防波堤で釣りをしている方も見られ、足場もしっかりしていたので釣りしやすく、ファミリーフィッシングにもよさそうなので次回は大原漁港で釣りをしてみたいと思います。


遊び

大原漁港の朝市

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朝一の写真1
朝一の写真2
朝一の写真3
朝一の写真4

今回の目玉の一つは何と言っても大原漁港の朝市です。

以前に勝浦漁港の朝市に何度か行ったことがあるのですが、勝浦の朝市は漁港の周辺の路上で開催されているのに対して大原漁港はセリ場の敷地で朝市が開催されていることもあり朝市感がありました。

また、出ている店もタコや伊勢エビはもとよりサザエなどの新鮮な貝類やカツオやカンパチ、ヒラメなどの鮮魚とそれを使った料理(タコ飯、伊勢エビやサザエの焼き物など)がメインであるため漁港の朝市を強く感じる事ができます。

ただ、テレビで放送されたためかとにかくとても混んでおり、朝8時から開場と聞いていたので8時につくような会場に向かいましたが、到着時には人で一杯でした。笑

あとで聞いた話ですが朝は7時からやっていたらしく、目当てのものがある方は7時到着で行くことをお勧めします。

ちなみに我が家族は、サイトで炭焼きにするため伊勢エビのつかみ取りを楽しみ、大小3匹の伊勢エビをゲットしました。(7100円!安い!)

その他にもタコむすびとタコ飯を楽しみました。

タコむすび、タコ飯は子供達が好きなので自宅でもたまに妻が作りますがやはり自宅だとたくさんタコを入れられるため個人的には自宅で妻が作る方が美味しく感じましたが、伊勢エビの炭焼きは絶品でした。

エビ系を食べられない次男が生まれて初めて食べられる程のうまさで、行かれる方がおられましたら伊勢エビは絶対外してはいけない一品だと思います。


釣り

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釣りの写真1
釣りの写真2
釣りの写真3
釣りの写真4

上述したようにキャンプ場の裏が全て砂浜になっているため、私の釣り魂に火が付き(笑)投げ釣りをしてみました。

サーファーが多いこと、海岸線から20m程先に消波ブロックが等間隔で置かれており、消波ブロックの隙間を狙ってサーファーがサーフィンをしているため、私は、さらに消波ブロックの隙間でサーファーがいないところを探して100mほど左手に移動し釣りを開始しました。


砂浜でに投げ釣りだとキスが定番ですが、私の経験上外房はキスよりイシモチが釣れる印象が強いため同付き仕掛けにアオイソメをつけて釣りをスタート。

当日の潮は中潮で登り潮、台風の影響か波風がとても強く仕掛けを投げると糸がかなり風で流されるような状態でした。そのため仕掛けが流されないように40号の角形重りをつけて投げました。

40号の重り付きの仕掛けはなかなか遠くに投げられないため消波ブロックの隙間を狙うのが精一杯でした。笑

しかし、一投目からガツンといういい当たりが!

あげてみるとフグ。笑

まあ、こんなものだろうと苦笑しながらもう一投。またフグ。笑

釣れないよりはいいので、今日はフグで1日終わることを覚悟し出した瞬間に、竿が持って行かれるような強い当たりが!

やり取りの最中はシーバス?と思うくらいの強い引き。あげてみるとなんと尺オーバーのイシモチでした!!

あまりの大きさにびっくり。しかも自己新記録のサイズだと思います。


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魚の写真1
魚の写真2
魚の写真3
魚の写真4

ということで正味1時間程度の釣りでしたがその間にイシモチ2匹、フグ多数という釣果でした。


その後オーナーから聞いたのですが、イシモチは最近釣れていなかったとのこと。個人的にはおそらく台風直後で海が濁っていたこと、潮がよかったことが(大潮の上げ潮)勝因だと思いましたが、良い条件が整えば釣れるということです。


釣ったイシモチはその場で生き締めにして、その日炭焼きにしていただきました。以前にも別の釣りキャンプでもイシモチが釣れたことがあり同じように炭焼きにした事がありますが、個人的には釣りたてのイシモチの炭焼きは旨味が強く、シコシコした歯ごたえがあり最強だと思います。


大原オートキャンプインそとぼうの良いところ、改善して欲しいところ

良いところ

・海が近いところ
・オーナーさんが優しいところ
・サイトが広い・芝生
・ドックラン、展望台
・水回りが充実(きれい、お湯が出るなど)
・子供向けのナイトシアター

シアターの写真

これはこれまで触れませんでしたが、夕食後の19時くらいからチェックイン時に説明会をしていただいたエリアにホームシアターが設置され子供向けの映画が上映されています。我々の滞在時はミニオンズが上映されており、たくさんの子供達が見入っていました。笑


・ヤックスまで歩いて行ける
・星空

星空の写真

こちらも触れませんでしたが、夜は満天の星空です。

また、数分に一回くらいの間隔で流れ星も見えます。写真の抑えようと一生懸命に頑張りましたが、今回は私の腕ではダメでした。。。

次回までに腕を上げたいと思います。笑


改善して欲しいところ

大原オートキャンプインそとぼうさんは下記に記載しておりますが、現在の形で完成されていると思います。

ぜひ、これからも今の素敵な大原オートキャンプインそとぼうさんでいて欲しいと思います。


今回のキャンプをまとめた動画


以上が我が家族が楽しんだ大原オートキャンプインそとぼうのご紹介ですが、今回の滞在中に撮った写真や動画を集めた動画を作りましたので、よろしければこちらもご覧ください。

なお、音が出ますのでご覧になるときはご注意下さい。


最後に

最後の写真

今回は大原オートキャンプインそとぼうさんに伺い、とても快適な設備が整うキャンプ場で過ごした時間、大原港の朝市、大原海岸ので釣りや海遊びなどキャンプライフとアウトドア遊びを満喫することができ、とても楽しく、リラックスできる時間を過ごすことができました。


そんな時間を過ごすことができた要因は様々な要素の合わせ技であることは間違い無いのですが、中でも一番大切なピースは間違いなくオーナーご夫婦のお人柄ではないかと思います。


実は今回の大原オートキャンプインそとぼうさんに伺う前にいろいろな口コミを拝見しており、正直に言えば伺うのを躊躇するような内容もありました。しかし、それらのマイナスのインプットは実際に伺ってみた全て杞憂でした。そして、同時に大原オートキャンプインそとぼうさんが人気がある理由が分かりました。


冒頭に少し触れましたが、このキャンプ場は非常に戦略的に運営されていると思います。

まず、予約に関して今時当たり前のWeb予約をあえて行わず、電話予約だけにしていること、さらに予約確定のために敢えて全額前金振込にしている点。このようにするとかなりキャンパーは予約を躊躇すると思います。逆に言えば本当に大原オートキャンプインそとぼうに行きたいキャンパーしか予約をしません。

そのため結果的にいくつものキャンプ場を同時に予約し直前にキャンセルするようなキャンパーはが排除され、リピーターが重視されます。さらには一回の予約で確定するため予約やキャンセルの工数が最小化されます。


また、リピーターが重視されることはつまり本当に大原オートキャンプインそとぼうというキャンプ場が好きで、その運営方針にも共感する方のみが訪問することになります。


そして、一度でも訪問した人はオーナーご夫婦のお人柄やこれまで触れたきたようなプロフェッシナルかつキャンパーを思いやるキャンプ場運営に感動し、リピートするのだと思います。


今回伺った大原オートキャンプインそとぼうはこれまで伺ったキャンプ場の中ではかなり異質なキャンプ場運営をされていますが、同時にキャンパーをもてなすサービスレベルが高いレベルで維持されているキャンプ場でもあり、これまで伺ったキャンプ場の中でもトップ3に入るレベルだと思います。


また、ぜひ伺いたいです。


終わり


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