ウエストリバーオートキャンプ場 2017年夏

〜ウエストリバーの四大川遊び〜

2017年8月23日

子供の夏休みも最期ということで、夏休みキャンプを締めくくるべく人気のキャンプ場であり我が家族が唯一3年連続で伺っているキャンプ場、ウエストリバーオートキャンプ場に行ってきました。

2年前に初めて伺った時のブログが「ウエストリバーオートキャンプ場〜最強の川遊びスポット3〜」ですが、ここではウエストリバーオートキャンプ場までのアクセスやスーパーなどの周辺情報、チェックイン時間などの基本情報やウエストリバーオートキャンプ場の良いところ・楽しいことについてまとめました。

一昨年訪問時のブログは「ウエストリバーオートキャンプ場Part2〜最強の川遊びスポット再び〜」と題し、ウエストリバーオートキャンプ場をより一層楽しむための注意点などについてその当時に思ったことをまとめました。

そして、今年ですが、、、、正直に言えば最初は何を書こうか迷いましたが、ウエストリバーオートキャンプ場の楽しみの原点は何と言っても「川遊び」ということで、我が家族がウエストリバーに伺った時に楽しむ4大川遊びについてご紹介したいと思います。


また、3年連続で伺っていることもありますので昨年と変わった点、変わったと思われる点についてご紹介できればと思います。


昨年(2016年)から変わったところ

①魚焼小屋が増設された?

焼き小屋の写真

これは気のせいかもしれませんが、昨年は写真の焼き小屋はなかったように記憶しています。

我が家族はキャンプで伺っているため十分な装備があることから我々は利用しませんでしたが小屋の中には立ち食い蕎麦屋くらいの高さのテーブルが3列くらい置かれ、そこに小さめのBBQグリルが幾つか並べられており、おそらく管理釣り場に釣目的でこられた方向けに釣った魚を自分で焼くことができる施設のようです。


ウエストリバーは犬連れの方など色々な方が楽しめる配慮がされていますが、この焼き小屋も管理釣り場を訪れるお客様への配慮の一環なのではないかと感じ、ますますウエストリバーが好きになりました。

②管理棟が広くなった

こちらはスタッフの方に伺った話ですので間違いないですが管理棟のテラスが広くされたとのこと。

お客さんが管理棟に集中するチャックイン時にチェックインを待つお客様に少しでも快適に過ごしてもらいたいということで増設されたのではないかと思われます。

また、管理棟奥の商品陳列スペースも広がっており、若干ですが品揃えが増えていました。ただ、我々キャンプ客向けというより日帰り客向けなのかなと感じさせる品揃えだったように記憶しています。


③予約金が不要になった?

ウエストリバーを利用する点で唯一面倒な点だと感じることは予約金の振込でしたが、なぜか今年から予約金が0円になっていました。

HP上には今でも予約金が必要と書かれているためなぜ今回我々が予約金不要だったか分かりませんが、推測するにリピーター客で直前キャンセルなどの実績がないお客には予約金を取らないようにしてくれているのかもしれません。

まあ、我々のような雨が降ろうが槍が降ろうがウエストリバーには絶対行く(?)という客の場合予約金を取るメリットはほぼなく、客が煩わしいという感じるマイナス要素しかないですからね。とても懸命な考え方ではないかと思います。


ウエストリバーの4大川遊び

ここからは3年連続でウエストリバーに通い我が家族が楽しむ4つの川遊びについて一つ一つご紹介していきたいと思います。


①泳げる!!

一つ一つの画像をクリックすると大きく表示されます。
シュノーケリングの写真
泳ぐ写真
魚捕獲写真1
魚捕獲写真2

私が小学生の頃は「川で泳ぐ」ということはそれほど珍しくないことでしたが、今の子供達にとって自然の川で泳ぐということ自体とても貴重だと思います。

そんな貴重な体験ができるのがウエストリバーオートキャンプ場の川遊び場です。


我が家族がウエストリバーに伺う時には水着やゴーグル、シュノーケリングギアはもちろんのこと、箱メガネ、網、浮き輪などとにかく川遊びのグッズは一通り持ち込みます。

そんなフル装備した我が家族の中でも4泳法を全てこなす唯一の存在である長男はとても気持ちよさそうに川で泳ぎを楽しんだり、シュノーケリングを楽しみます。(左右上の写真)

過去のブログにも書いたのですが、こういう楽しみ方ができるのはウエストリバーの川遊び場の水がとても綺麗であること、そして、適度な深さであるためだと思います。


ただ、毎年伺う度に思うことは水が本当に冷たい!!笑

最初に川に入った瞬間は飛び出したくなるくらいに水が冷たいです。

しかし、時間が立つとそれにも慣れてきますが、それでも10分くらい入っていると末端の感覚がなくなってくるくらい水が冷たいので普通の水着をきて川遊びをする場合には比較的短いサイクルで定期的に川から上がったほうがいいと思います。

我が家族はいい加減3年目ですのでこの水の冷たさ対策として来年はウエットスーツを導入することも考えています。笑


なお、右下の写真は小一の次男がシュノーケリングギアをつけて水中歩行で魚を追っている写真です。

この姿勢で「フンフン」言いながら延々と水の中を歩いている姿はかなり面白かったです。^^

その様子は下記の動画で見ることができますのでよろしければご笑覧ください。笑

②ダイブ!そして滝くぐり!

一つ一つの画像をクリックすると大きく表示されます。
釣り施設の写真
釣り施設からの写真
イワシの写真1
イワシの写真2

次に我が家族(というより子供達)が川遊び場で楽しむことは、水の中へダイブすることと滝の下をくぐることです。


ウエストリバーの川遊び場は4〜5区画に分かれており、それぞれに少しずつ段差があるため段差の上から水の中に飛び込むことができます。

次男は怖がって挑戦しませんでしたが、右上左上の写真が小五の長男が段差の上から縁に飛び込んだときの写真です。


区画にもよりますが段の上から水面までは50-60cmですので小学生高学年くらいには怪我もせず楽しめる高さかもしれません。

また、今回はスーパースローで飛び込むところを撮影見てみましたが空中で止まったようなちょっとおもしろい映像を撮ることができました。


また、もう一つうちの子供達が楽しむことは川遊び場と管理釣り場を仕切っている高さ3mくらいの滝の下をくぐることです。

水量が豊富で流れも早いため滝の下に空間ができやすく一瞬滝に打たれる衝撃に耐えれば水のカーテンの中に入ることができ、ある意味非日常の風景を楽しむことができます。

私も2年前に挑戦しましたが、なかなかできないおもしろい体験でした。

左下の写真が長男が滝の裏側に入る瞬間の写真、そして右下の写真が滝のカーテンから出てきたときの写真になります。

なお、下記の動画には映像の形でこの滝くぐり遊びのシーンも入っていますのでよろしければご笑覧ください。


③魚を狩る!

一つ一つの画像をクリックすると大きく表示されます。
釣り施設の写真
釣り施設からの写真
イワシの写真1
イワシの写真2

ウエストリバーの川遊び場は普通に皆さんがバシャバシャ川遊びを楽しんでいるところですが、水の中を覗いてみると以外にもたくさんの魚たちが普通に生息しており、別世界を楽しむことができます。

そして、実は我が家族の楽しみの一つが、そこに生息する魚たちを捕まえて観察することです。


まず、バンバン取れるのがカジカ、通称ドンコと呼ばれる魚です。(写真左上)

この魚は基本的に川底や岩の隙間に隠れている魚ですので、居場所さえわかれば比較的簡単に捕まえられますし、愛嬌があり見た目が可愛らしいため我が家族の人気者です。

ウエストリバーの川遊び場には5〜15cmくらいのカジカが生息しており、網と箱メガネ、もしくはシュノーケリングギアがあれば簡単に捕まえられます。


さらに川遊び場にはニジマスが泳いでいたり、渓流の女王と呼ばれるヤマメや渓流魚の中でも最も警戒心が強いと言われるイワナが普通に泳いでおり、そのサイズは15-30cmクラス、数も数匹ではなく十数匹がせまい区画で泳いでいるためゴーグルなどで水中を覗くとすぐに見つけることができます。

何を隠そう実は我が家族がウエストリバーで最も楽しみにしていることは、この川遊び場で泳ぐニジマスやヤマメ、イワナを捕獲すること、そしてそれを食べることなのです。笑

昨年は30cmクラスのニジマスを一匹だけ捕獲することができ、今年はイワナを狙い、小型のイワナ数匹(右上の写真)と尺イワナ(左下の写真)を一匹捕獲することの成功しました!

そして、尺イワナの方を塩焼きにして美味しくいただきました!


こんなことを真剣にやる人はいないと思いますが(笑)、ニジマスやイワナを網で捕獲してみたい!という方のために必要な道具と捕獲のコツについての簡単にご紹介したいと思います。

と言ってもそれほど難しいことではなく、柄が短く上部が直線になっている三角側の網を二本用意し、それを両手に持った状態でシュノーケリングギアをつけて水中に潜り、魚を追って網で掬うだけです。

コツとしては、魚を逃げ場のない隅に追い込むか複数人で囲むこと、さらには網を絶えず魚が泳いでいる高さより低いところに持ったまま魚を追い、網の上を通った瞬間に網をすくい上げることです。ですのでできる限り浅いところに魚を追い込むこともコツの一つです。

こんなことを真面目にブログに書いている人もいないと思いますが(笑)、我が家族が3年の歳月を経て会得したコツですので参考になれば幸いです。笑


なお、網ですがホームセンターなどにも魚取り用の網が売っていますが、魚を追い込む上では丸い形の網より三角形のものを選んで方が魚を追い込みやすいです。

また、できれば川底で網の上部が擦り切れその部分から網が取れてしまうことがありますので、上部が保護されている網を購入することをお勧めします。

(例えばAmazonで売っているこういうもの


また、子供がまだ小さくシュノーケリングが難しい場合には箱メガネを使えば簡単に水の中の世界を楽しむことができるのでお勧めです。

(たとえばAmazonで売っているこういうもの)


なお、魚を追っているときに最も辛いことは水の冷たさであり、上記「川で泳ぐ」のパートでウエットスーツを次回は導入したいという話をしましたが、ウエットスーツが欲しい本当の理由は、実はこちらの「魚を狩る!」という方です。笑

ちなみに、ウエットスーツがあれば収穫が増えること間違いないです。笑

④魚を釣る!

釣り場の写真

一度でもウエストリバーに行ったことがある方であればご存知かもしれませんが、ウエストリバーオートキャンプ場にはキャンプ場・日帰りBBQ場としての顔と管理釣り場という顔があり、我が家族はキャンプに訪れるときには必ず釣りも楽しみます。

ニジマス釣りならどこでも出来るのため別にウエストリバーに来たときにわざわざする必要はないのですが、それでも我が家族がニジマス釣りをする理由は実は、釣った魚をその場で唐揚げにして食べられること、そして、その唐揚げを作ってくれる方(実はウエストリバーオートキャンプ場の創業者)がとても優しいおじいさんで我々家族、子供達にとてもよくして下さるためその方に会いたい一心で釣りをしています。笑

このニジマスの唐揚げやおじいさんのことについては過去のブログでもご紹介しておりますので、ご興味のある方は「ウエストリバーオートキャンプ場Part2〜最強の川遊びスポット再び〜」も併せてご覧ください。


しかし、今回初めて知ったことですが、釣った魚を唐揚げにしてくれる小屋は木曜日はお休み(というよりそのおじいさんが木曜日お休み)であり、今回我が家族が釣りをすると決めていた日が丁度木曜日だったため優しいおじいさんが作った美味しい揚げたての唐揚げを味わうことができませんでした。

しかし、釣りが出来る日がその日しかなくどうしてもニジマスの唐揚げを食べたかったのでスーパーで唐揚げ粉を購入し、自分たちでニジマスの唐揚げを作ることにしニジマス釣りを開始しました。


昨年一昨年も釣りをし、それぞれ8匹、10匹の釣果でしたが、実は過去2回の傾向として5-6匹パタパタと釣れた後はぱたっと釣れなくなったのですが今回その理由が分かりました。

今回初めて知ったことですが釣り申込後に放流して下さる放流数が6-7匹であり、放流された空腹状態のニジマスを釣ってしまうと何度も釣り人にさらされている所謂「すれた」魚を釣らなければならないため難易度が格段に上がるため5-6匹釣れた時点でぱたっと釣れなくなるのだと思われます。


しかし、今年の我が家族は作戦を少し変え爆釣させていただきました。笑

15時くらいから釣りを開始し、17時まで継続的に釣れ続け、最終的には放流魚数を大幅に上回る20匹を釣り上げました!

何を変えたのか、実は今年は昨年とは異なりウキ釣りではなく渓流釣りでよく使われる脈釣りにしました。

また、イクラとブドウ虫の両方を餌として自分で持ち込みました。


ここからはあくまでも推測ですが、レンタルされる仕掛けがウキ釣り仕掛けかつ餌がイクラであるためスレていない放流したての魚は釣れますが、放流後に釣れ残った魚はウキやイクラを警戒してしまい、釣れなくなるのではないかと思われます。

しかし、今回は魚からすると水面にウキが浮いているウキ釣り仕掛けではなく脈釣りというウキの代わりに釣り糸に付けられた目印や釣り糸の動き、もしくは釣り糸、竿先から手元に伝わる振動であたりをとる方法で釣りをし、しかも外見はまさに芋虫であり初心者には扱いづらいブドウ虫を使う方も少ないため効果的だったのかもしれません。


ちなみに脈釣り仕掛けやイクラ、ブドウ虫は釣具屋さんに行けば必ず売っている定番仕掛け、餌ですが、アマゾンでも購入できますのでもご紹介だけしておきます。

Amazonリンク:脈釣り仕掛け

Amazonリンク:イクラ

Amazonリンク:ブドウ虫


なお、仕掛けを自分で持ち込むのであれば竿も自分で持ち込むことになると思いますが、区画の川幅が5-6m程度、水深は深いところでおそらく1.5mくらいはある中で魚が集まりやすい流れの脇の反転流(川の流心の両脇に発生する逆の流れ)や縁、深場は短い竿だと狙いにくいため釣果を伸ばすのであれば最低でも4.5m程度の竿を持って行ったほうが良いと思います。

釣具屋さんに行けば安いもので2000-3000円で買えますがAmazonでも売っているようですのでご紹介だけしておきます。

Amazonリンク:4.5m万能のべ竿


実は今回の釣りの目当てばイワナであり釣ったイワナを唐揚げにして食べたかったのですが、当日行ってみると岩魚釣りはやっていないと言われてしまい泣く泣く断念しました。。。

HP等には案内がなかったためイワナをやっていない理由はやっている時期について詳細は分かりませんがとても残念でした。

岩魚釣りをされる場合には事前に確認をしたほうが良いかもしれません。

また、自然の中にある施設ですのでなかなか難しいのかもしれませんができれば岩魚釣りができるかできないかなどの情報をHP等に掲載したり、メンバー制のメールマガジンなどを作り事前に知らせて貰えると嬉しいなと思います。


今回のキャンプをまとめた動画


以上が我が家族が楽しむウエストリバーの4大川遊びのご紹介ですが、今回のウエストリバー滞在中に撮った写真や動画を集めた動画を作りましたので、よろしければこちらもご覧ください。

なお、音が出ますのでご覧になるときはご注意下さい。


最後に

夜景の写真

子供の夏休みのメインイベントとして夏休みの最終週の平日に休みを取り人気のキャンプ場であるウエストリバーオートキャンプ場に行ってきましたが、今年もキャンプに川遊び、釣を満喫させていただきました。

ウエストリバーは何度来ても飽きない本当に楽しいキャンプ場ですね〜。

何を隠そうこれまでに20箇所以上のキャンプ場に行ってきましたが、リピートしたキャンプ場はたった2つであり、その中でも3回リピートしたキャンプ場は唯一ウエストリバーオートキャンプ場のみです。


今回も過去2回に勝るとも劣らないくらい楽しんだキャンプでしたが、実はもう一つ個人的に嬉しかったことがあります。

それはこれまで3回のウエストリバー滞在で初めて夜天候に恵まれ、夜景をとることに成功した上、流れ星をとることに成功しましたことです。

本ブログには載せていませんが上記の動画の中には入っていますので、まだまだ未熟者ではありますが良かったそちらも見てみてください。


チェックアウトを済ませて後、今年も昨年発見したウエストリバーに行く途中にあるすももの直売所に立ち寄り、気のいいおばちゃんからたくさんのすももを試食をさせてもらいました。笑

今回は昨年始めた知ったすももの王様とも言われる「貴陽」は残念ながら季節が終わっており購入できませんでしたが試食させていただいた「太陽」や「ソルダム」は相変わらず甘酸っぱく絶品だったため家族分と義母家族分を購入しウエストリバーでの夏休み最後のキャンプを終えました。


そんなウエストリバーオートキャンプ場ですがキャンプを終えた後に敢えて改善して欲しいところはないかなと考えてみたのですが、最終的に思いつきませんでした。笑

これからも今のままであって欲しいと思います。


夏休みも終わり暑さも和らぐこれからの季節はキャンパーにとっては最もキャンプ自体を楽しめると思います。

さすがに9月に入ってあの冷たい水に入って川遊びをするのは厳しいと思いますが、釣ったニジマスやイワナをサイトで様々な方法で調理し美味しくいただく楽しみや、それをツマミに満天の星空を眺めながら晩酌を楽しむのも良いかもしれず、9月の3連休に行ってみるのも良いかもしれませんよ。

終わり